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2009.07.01 WED
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vs千葉ロッテ 第11回戦

昨日は終盤の執念も及ばず、投手陣が崩れて3連敗を喫してしまったライオンズ。このままズルズルと引きずらないためには落とせない今日の試合、昨年から西武ドーム6連勝中の岸に連敗ストッパーとして先発のマウンドを託しました。

岸は初回、井口に適時打を浴びて先制を許してしまいますが、その裏、マリーンズ先発の成瀬から1番・片岡の二塁打などで1死3塁とします。ここで3番・中島に適時二塁打が飛び出し、すぐさま1対1の同点に追いつきます。

続く2回、2本の安打と犠打で1死2,3塁とすると、続く8番・佐藤が犠飛を放ち、2対1と勝ち越しに成功。さらに9番・銀仁朗が安打で繋ぎ、昨日から4打席連続安打となる片岡の適時打と栗山の2点適時二塁打が飛び出し、序盤で5対1とリードを広げます。

2回以降は走者を出しながらも粘りの投球で無失点に抑えていた岸でしたが、5回、今江に5号ソロ本塁打を打たれてしまい、5対2。続く6回には不運な当たりや味方の失策で1点を返されて5対3と2点差に詰め寄られ、なおも1死2,3塁のピンチを背負います。ここで今江に2打席連続となる6号3点本塁打を浴びてしまい、5対6。まさかの逆転を許してしまいます。

しかし、このままで終わらないのがライオンズ。直後の6回裏、安打と犠打で1死2塁とし、佐藤が右翼線への適時三塁打を放って6対6の同点に。ここで成瀬をマウンドから引きずり降ろすと、続く銀仁朗がセンターへの犠飛を放ち、7対6と再び勝ち越しに成功します。

直後の7回に岸は2死満塁のピンチを招きましたが、ここを凌いで無失点に抑えると、その裏の攻撃でマリーンズ投手陣の制球の乱れを突き、押し出しと暴投で2点を追加。さらに続く8回には1死1,3塁から中島のあわや本塁打かというフェンス直撃の2点適時二塁打で2点を追加し、11対6。今季7度目の2ケタ得点を記録し、試合を決定づけました。

ここ最近踏ん張りきれなかった救援陣も、8回を岩崎、9回を小野寺のリレーでマリーンズの反撃を振り切り、試合終了。先発の岸は7回を投げて138球、被安打12、奪三振7、自責点4という内容で6月8日以来の8勝目を記録し、チームも連敗を3でストップしました。

怒涛の攻撃力を見せつけ、7月最初の試合を見事白星で飾ったライオンズ。明日も勝利を収めてカード勝ち越しを果たし、7月の大反攻へ向けて一気に突っ走りたいところです!

今日のヒーローは佐藤選手と銀仁朗選手です!!

今日のヒーロー、佐藤と銀仁朗

-佐藤選手から伺います。あの場面、まずG.G.さんがヒットで出て平尾さんが送りました。どんな思いで打席に入ったんですか?

(佐藤)打席に入る前からチャンスでまわってきて欲しいなと思いながら打席に立ったんですが、本当に平尾さんがお膳立てをしてくれて、なんとか一本だそうと集中していました。

-今日のゲームは本当に勝ちたいという気持ちが全員に出てましたよね?

(佐藤)ファンのみなさんにやきもきさせる試合ばかり続けてしまっていたので、何とか勝ちたいと思っていました。

-連敗が3でストップしましたよ。

(佐藤)はい。これから巻き返していきます。

-その後ですけど、銀仁朗さんが打席に入って、あの当たりで思いっきりホームに突っ込んできました。

(佐藤)突っ込まないと何を言われるかわからないので、必死になって走りました。

-銀仁朗さん、あの場面ではどんな思いで打席に入ったんですか?

(銀仁朗)打たれて逆転されていたので、絶対勝ち越したいと思ってました。

-ちょっと浅いフライでしたけど、佐藤さんが走ってくれると思いました?

(銀仁朗)そうですね。

-その打席に入る前に、今日2本のヒットがあったので、気持ちよく打席に入れたというのもあったんじゃないですか?

(銀仁朗)そうですね。余裕を持って入れたとは思います。

-今日で7月、月も変わって、ツキも変えたいですよね?

(銀仁朗)そうですね。もっと勝って借金を無くしたいです。

-マスクを被っていて、6月の後半は色々と辛い思いもあったと思うんですけど。

(銀仁朗)苦しいこともあったんですけど、細川さんがいない分頑張らないといけないので、これからどんどん勝ちます!!

-銀仁朗さんが頑張っている姿をファンのみなさんも見ていますから、これからも頑張ってください。

(銀仁朗)はい。ありがとうございます。

-最後にファンのみなさんに一言お願いします。

(銀仁朗)まだ借金がありますが、これからどんどん勝って、また強いライオンズを見せたいと思うので応援よろしくお願いします。

-そして佐藤さん、お願いします。

(佐藤)月が変わって流れが変わると思うので、また球場に来て応援してください。よろしくお願いします。

渡辺監督コメント

展開的には序盤に点が取れて、しっかり5回まではゲームが作れたんですけどね。
今年の岸はピッチャーにとって一番苦しい6イニング目の一踏ん張りのところで踏ん張りきれないんですけど、岸の折れかけた心を味方の攻撃が繋ぎ止めてくれたので、その後のピンチを踏ん張ることができて、勝ち星をものにしたと思います。

今日は岸が抑えなきゃいけないゲームだったので、逆転されて味方に点を取ってもらって、後は岸の先発としての意地ですね。
「あと1イニングはキチッと投げてこい」と7回も岸を続投させました。

(バントは)状況によって変わってはくると思いますけど、今日は打線が繋がってくれました。中盤は点を取れなかったですけど、終盤にきて打つべき人が打って点が取れたのと、久しぶりに7・8・9回と点を取られなかったゲームでもあったので、本当に今日は勝てて良かったと思います。

8回の岩崎も良いボールを放ってましたし、最後の小野寺もヒット1本は打たれましたけど、気持ちは入ってきたと思うので、明日につなげていってほしいと思います。

今はとにかく頑張るしかないと思いますし、今が一番チームがひとつになる時だと思っているので、みんなでカバーしあいながら一つ一つ上を目指していきたいと思います。

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