試合情報

昨日の敗戦で今季初の4連敗を喫してしまったライオンズ。今日の勝利で交流戦を勝ち越して締めくくり、再開するリーグ戦に向け弾みをつけたいところです。

降雨の影響で30分遅れの開始となった初回、スワローズ先発の石川に対し、先頭の1番・片岡の二塁打などで1死3塁とすると、3番・中島がレフトポール際にプロ入り通算100本目となる9号2点本塁打を運び、2対0と先制します。

しかし迎えた3回裏、ライオンズ先発の岸は安打と犠打で1死2塁とされると、武内に右翼席へ運ばれる2号2点本塁打を許し、2対2の同点とされます。

直後の4回表の攻撃、石川から先頭・中島が2打席連続となるライトポール直撃の10号ソロ本塁打を放つと、続く4番・中村が2試合連続となる22号ソロ本塁打を左翼席中段に叩き込み、4対2と勝ち越しに成功します。

援護をもらった岸でしたが、直後の4回裏、ガイエルに11号ソロを許し、4対3と1点差。5回にも満塁のピンチから青木の内野ゴロの間に走者の生還を許し、4対4の同点とされます。

その後岸は立ち直り、6回を3者凡退。7回には2死1,3塁のピンチを背負うも、最後は打球を自身の足に当てながらも気迫のこもったプレーでアウトにし、無失点で切り抜けます。今日は7回を投げ108球、被安打9、奪三振3、与四死球0、失点4という粘りの投球でした。

試合が動いたのは8回裏、2番手・ワズディンが2本の長短打で1死1,3塁とされると、相川に適時打を許し、4対5。勝ち越しを許してしまいます。

迎えた9回表、林昌勇から先頭の6番・G.G.佐藤が失策で出塁しますが、2死1塁まで追い込まれ、打席には代打・上本。ここで上本が右翼線への痛烈な適時二塁打を放ち、1塁走者の佐藤が一気に生還。土壇場で5対5の同点とします。

しかし直後の9回裏、この回から登板の3番手・許が1死満塁とされると、途中出場の福地が放った打球は一塁手・中村へのゴロ。中村は難しい打球をうまく捕球するも、本塁への送球が逸れて3塁走者がホームイン。まさかのサヨナラ負けを喫してしまいました。

交流戦最終戦を白星で飾りたいところでしたが、これで今季ワーストの5連敗。交流戦での貯金が無くなってしまいました。

26日からはリーグ戦が再開し、県営大宮球場にホークスを迎えます。交流戦覇者を叩き、一気に巻き返しを図る足掛かりとしたいところです。

こういったゲームを落としてばかりいるということは、うちの力が無いということだよ。一から出直しだね。

守る方も、打つ方も、ここという時の集中力がない。交流戦もこれで終わるんで、今のチーム状況をしっかり立て直さないとね。