2009.06.06 SAT
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vs横浜 第3回戦

昨日は今季初めての雨天中止となったライオンズ。連勝の勢いを止めることなく、今日も勝って連勝を伸ばしていきたいところ。

ライオンズは初回、1番・片岡の安打と2番・栗山の四球で無死1,2塁のチャンスを作ると、3番・中島が適時二塁打を放ち先制に成功。さらに続く4番・中村が19号3ランを左翼席に突き刺し、幸先良く4点を奪います。

援護をもらった先発の石井一はその裏、内川に10号ソロを打たれますが、アウト3つをすべて三振で奪い流れを渡しません。

すると直後の2回、8番・銀仁朗の2号ソロと栗山の3試合連続となる6号ソロで2点を追加し6対1。続く3回も6番・G.G.佐藤の犠飛で1点を加え、7対1とリードを着実に広げます。

一方、石井一は4回には吉村に4号ソロを打たれます。続く5回にも仁志に適時二塁打を許しますが、その後の1死2,3塁のピンチでは内川、村田から連続三振を奪い、最少失点に防ぎます。石井一は6,7回を無失点に抑えたところでマウンドを中継ぎに託します。

打線は4回以降得点を奪うことができませんでしたが8回、G.G.佐藤が9号ソロを左中間席に弾き返し、8対3と追加点を奪います。しかしその裏、2人目・野上が味方の失策から無死1,2塁のピンチを招くと村田に適時二塁打を放たれ、さらに吉村には5号3ランを打たれてしまい、8対7と1点差に詰め寄られてしまいます。流れがベイスターズに傾きかけますが、3人目・星野が後続を抑え、ベイスターズの流れを何とか食い止めます。

リードを再び広げ勝利を確実のものとしたい9回、2死から片岡が安打で出塁すると、続く栗山が中越の7号2ランを放ちます。さらに、2死2,3塁のチャンスを作ると、8回から守備固めで出場していた5番・黒瀬が2点適時打を放ち、12対7と再び5点差とします。

その裏のマウンドには4人目・小野寺が上がり、3人でピシャリと抑え、ライオンズは横浜スタジアムで3年ぶりの勝利を決め、勝率を再び5割に戻しました。

先発の石井一は7回を投げ113球、被安打7、奪三振7、四死球1、失点3という投球内容で、今季3勝目。打線も今季最多の5本塁打を集め、今季5度目の2桁得点を記録。引き分けを挟み、連勝を今季最多の5に伸ばしました。

明日からは名古屋に場所を移し、ドラゴンズと対戦します。このまま連勝を伸ばし、貯金を作ってホームに戻ってきてほしいところです!

今日のヒーローは栗山選手です!!

今日のヒーロー、栗山

-2本のホームラン、お見事でした!!

(栗山)ありがとうございます。

-特に9回のダメ押しのホームラン。あれを見てライオンズファンは皆ほっとしました。
打った感想はいかがですか?

(栗山)片岡さんが2死から出てくれて相手投手が片岡さんをちょっと気にしている様子だったので、思い切って振っていこうと、それだけです。

-打った感触はいかがですか?

(栗山)ちょっとバットの先気味だったので心配だったんですけど、風にも乗ってくれて伸びてくれました。

-1本目のホームランを打ったときに「もう1本次いきます」と予告していましたが?

(栗山)いや(予告は)ヒットの事だったんですけど、あんまりホームランていうのは僕の本来のバッティングじゃないんで、おまけみたいなものだと思って、次期待するときはヒットを期待してほしいですね。

ー次はヒットという事ですね?

(栗山)はい。そうです。

-最近バッティングフォームが変わったように見えるんですが?

(栗山)そうですね。毎日毎日、試行錯誤しながら変わっていくものですし、特には意識していませんけど。

-いろいろ考えている事もあるんですね?

(栗山)そうですね。毎日考えながら、勉強しながらやってます。

-今日のホームランで3試合連続ホームランです。

(栗山)まぁ、あの何試合連続とかはちょっとやめてもらって、しっかり毎日1本ヒットを打つということを心掛けてやっていきたいと思います。

-これで本来の栗山選手が戻ってきたのかなと皆さん期待していますが、その辺はどのように考えていますか?

(栗山)まだまだ調子が完全に上がってきたと言える状態ではないので、1日1本しっかり良いところで打てるようにこれからもやっていきたいです。

-これからも1日1本打ってくれる栗山選手の事を期待しています。
今日のヒーローは栗山選手でした。

(栗山)ありがとうございます!!

渡辺監督コメント

野上はいい勉強になったかな。
勝負を急ぎ、ストライクを集めすぎてしまったね。

5割復帰したけど、明日からは貯金をつくっていきたい。
先発投手もゲームを作り、打線も点を取れるようになってきた。
今の流れを大事にしていきたい。

中村はミスショットすることなく、スライダーを1発で仕留めた。

栗山も2本打出て、一時期に比べたらよくなってきているね。

一久もよかったと思う。気持ちも入っていたし、気持ちも乗っていたね。

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