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2009.02.28 SAT
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WBC強化試合 vs日本代表

日本全国の注目を集めるWBC日本代表の強化試合に臨んだライオンズは、新加入のワズディンが先発としてマウンドに上がりました。

そのワズディンは1回、2回と得点圏に走者を進めてしまいますが、要所を抑える粘り強い投球で日本代表に得点を許しません。結局3回を投げきり無失点、3奪三振、無四球に抑える好投を見せたワズディン。シーズンでの活躍に期待が高まる投球を披露します。

一方の打線は3回表、1番・大崎が日本代表先発の岩隈から右翼席ギリギリに飛び込む2点本塁打を放ち、ライオンズが先制。満員の東京ドームの観客をどよめかせます。

4回からはこの試合での登板を熱望していた岸が2番手として登場。観客の温かい拍手を受けてマウンドへ上がります。しかし、その岸は先頭の稲葉に右翼線への二塁打を許すと、6番・小笠原に左中間適時打を浴びて1点を返されてしまい、リードは1点に。

しかし5回、ライオンズは石井義と銀仁朗の長短打で1死2,3塁のチャンスを作ると、9番・原がバッテリーの意表を突くスクイズを決め1点を追加、再び2点のリードを奪います。

勢いに乗ったライオンズは、8回にも怒涛の攻撃を見せます。四死球で1死1,2塁とすると、2番・栗山が中前安打を放ち1点を追加。さらに中村と後藤に適時打が飛び出し、この回一挙4点を挙げて、リードを6点に広げます。

アジア予選に向けて弾みをつけておきたい日本代表の打線は、ライオンズ投手陣の前に沈黙を続けてしまいます。しかし最終回、観客の熱い声援を背に受け、4番・稲葉、5番・村田の連打で無死1,3塁のチャンスを生み出すと、6番・小笠原がこの日2本目のタイムリーとなる中前適時打を放って1点を返し、ここぞという場面での集中的な攻撃力を披露。しかしライオンズが反撃のしのぎ、7対2で勝利を収めました。

またこの日はライオンズから代表に選出された中島がスタメン、片岡も最終回に代走として出場。2番・遊撃手で出場した中島は内野安打1本を放ち、片岡は持ち前の俊足で好走塁をアピールし、9回の得点に貢献。両選手の本戦での活躍にも期待したいところです。

渡辺監督コメント

期待する若手達がやるべき事をしっかり出来たということが今日勝てた要因だと思います。先制して、取られた直後にまた1点取れて自分たちのペースで試合を運べたことが大きかったと思います。

今日はウチの投手陣がキャンプからやっていることをしっかりやれたので、ワズディンなど初対戦になる投手もいましたし、そういった投手にしっかり投げられるとさすがの日本代表でもきつかったのかなと思います。

今はシーズンに向けての絞り込みの段階に入ってますし、選手がしっかりとそれぞれの仕事をできるのかと見極める段階でもあるので、スクイズの場面では、あの場面でああいったことができるタイプの選手にまわってきたので敢行しました。

今日はウチの選手たちがこういうビッグゲームで伸び伸びとやっていたのを凄く感じました。日本代表の投手陣は本来の出来の80~90%くらいだったと思いますけど、WBC東京ラウンドまであと数試合あるのでそこできっちり調整してくれると思います。

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