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2008.10.04 SAT
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vs楽天24回戦 Kスタ宮城

ライオンズ2008年レギュラーシーズンの最終戦は、Kスタ宮城でのイーグルス戦。
栄光のシーズンを白星で締めくくり、クライマックスシリーズに向け、良い流れを作りたいところ。
また、首位打者争いでトップのイーグルス・リックを1厘差で追う中島は、3番DHでの出場となった。

ライオンズ先発はここまで11勝を挙げている帆足。
3回まで毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球となるも、要所を締めて先制点は許さない。

その帆足の粘投に打線が応えたのは3回、イーグルス先発・木谷から、2番・ショートで先発の原がライトへ二塁打を放つと、続く中島がセンター前へ適時安打を放ち先制点を奪う。
続くブラゼルの打席で木谷の直球がブラゼルの後頭部を直撃。ブラゼルは動けずそのまま途中交代。木谷は危険球退場となった。

先制点をもらった帆足だが4回裏に、先頭の中島に右中間への三塁打を許すと、続く中村に技ありのレフト前適時打を浴び、同点に追い付かれる。
帆足は4回を投げて、被安打4、奪三振1、1失点で西口にマウンドを譲る。

試合を振り出しに戻されたライオンズは6回、四死球と安打で1死満塁のチャンスを作ると、今日1番に入った松坂が右前適時安打を放ち2対1と再び勝ち越しに成功。

しかし5回からクライマックスシリーズを見据えて登板した西口が、6回に中村のエラーと四球などで1死1,3塁のピンチを迎えると、草野の犠飛で再び同点とされる。
更に盗塁で2死2塁とされると、鉄平に中前適時安打を浴び、2対3と逆転を許してしまう。

白星でシーズンを締め括りたいライオンズは直後の7回、首位打者争いを演じる中島が右中間スタンドへソロ本塁打を放ち、3対3とすぐさま同点に追い付く。

その後は長田、星野、大沼と繋いだリリーフ陣が、イーグルス打線を0に抑えるものの、打線も勝ち越し点が奪えず、最終戦は3対3のまま今季17度目の延長戦へ突入。

迎えた10回裏、2イニングス目に入った大沼が2本の安打と四球で無死満塁のピンチを招くと、中村にフェンス直撃の適時打を浴び、3対4でサヨナラ負け。

有終の美を飾ることは出来なかったものの、76勝64敗4分という成績で、リーグ制覇を果たした栄光のシーズンを終えた。

個人タイトル争いでは、首位打者争いを演じた中島は、7回の同点ソロ本塁打でリックに2毛差まで肉薄するも、第5打席は惜しくも凡退し、トップと1厘差、.331でシーズン終了。
また、中村は46本塁打で自身初の本塁打王、片岡が50盗塁で2年連続の盗塁王をほぼ手中に収めている。

レギュラーシーズン全日程を終了したライオンズは、17日から日本シリーズ出場をかけ、クライマックスシリーズ第2ステージに挑む。

渡辺監督コメント

これで今シーズンの最終試合が終わったね。
最後の方が良くなかったので、クライマックスシリーズに向けて南郷へ合宿に行って、しっかり気持ちを切り替えていきたい。

タイトル争いについては中島が上に行けなかったのは残念だったね。
我々にはまだ目標があるので、再度みんなで1つになってがんばっていきます。

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