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2008.07.12 SAT
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vsオリックス13回戦 スカイマーク

昨日の快勝の勢いのまま試合は始まった。
先頭の片岡が左中間の二塁打でチャンスを作ると、栗山が送りバントを決めランナー3塁。3番・中島がセンター前の適時打を放ち先制する。
中島が2塁への盗塁を決めると、G.G.佐藤が「魂が打ったんだ!」とコメントする気合のセンター前適時打でこの回2点をあげた。

しかし、バファローズ・山本は2回以降落ち着いた投球を見せる。3回以降もヒットや四球で出塁するものの落ち着いた投球で6回まで追加点を山本から追加点をあげることはできず8奪三振を喫した。

しかし、7回昨日猛打賞の松坂がレフトフェンス直撃の2塁打を放ったところで、当たっている片岡を山本は降板した。

ライオンズ先発は岸。前回から落ち着きを取り戻し始めている岸は、今日も落ち着いた投球で相手にゲームを作った。三振こそ4つと少なかったものの、無四球で7回2失点。

打線が山本から追加点を奪えず、勝利投手にはならなかったが、銀仁朗とのバッテリーで右バッターの内角いっぱいをつくボールで見逃し三振を奪ったり、打者の意表をつくコースへのボールで翻弄するなど、大胆な攻めの投球が光った。

そして、同点で迎えた9回スペシャルな結果が待っていた。
代打で登場したのは、今日30歳の誕生日を迎えた石井義。1-3から高めのストレートを振り抜いた打球はそのままバックスクリーンへ!自らの誕生日を最高の形で飾る勝ち越しの今季2号目となった。
石井義の代打ホームランは00年9月8日以来。お立ち台でも笑顔が弾けた。

続く松坂が死球を受け出塁すると、中島のセンターへのタイムリー二塁打でさらに追加点。大きな2点をあげ勝利を決めた。

このところ、大事な場面でしっかりと試合を引き締めてきた正津が、06年6月17日以来の今季初勝利。グラマンは自身タイとなる17セーブ目をあげた。

対バファローズは5年ぶりの9連勝で、今季対戦成績は10勝3敗と大きく勝ち越し。
貯金11で再び首位を快走し始めた!

バースデーアーチを放ちました石井義選手です!!

-バースデーアーチを放ちました石井選手です!!

(石井義)ありがとうございます!!

-9回代打での登場でした、どんなお気持ちでしたか?

(石井義)何とか自分が塁に出れば、何とかつながると思っていました。

-その打席でのハッピーバースデーの音楽、聴こえてきましたか?

(石井義)はい。聴こえてきました!

-ファンのおめでとうにしっかりと応えましたね!

(石井義)そうですね、自分でもびっくりしています。

-当たりはどうでしたか?

(石井義)まさか入るとは思わなかったです。まぁなんかいい風が吹いていたんじゃないですかね!

-これで5年ぶりの対オリックス戦9連勝です。

(石井義)そうなんですか。初めて知りました。

-30回目のお誕生日に勝ち越しのホームラン!そしてチームも連勝。今日はどんな一日ですか?

(石井義)最高の気分です!!

-ではその最高の気持ちを、たくさんのおめでとうを贈ってくれたファンの皆さんにお願いします!

(石井義)皆さま応援ありがとうございます!!これからもチームのために貢献できるように頑張っていきます!応援よろしくお願いします!

渡辺監督コメント

ヨシ(石井義)はいい場面で出ていって、集中していて貴重なホームランでした。
中島も集中して速いボールを打って、あの2点は大きかった。

岸はあれだけの投球をしていたけし、勝ちを付けたかったけど、あのイニングで全神経を使い、いっばいいっばいだった。ボールも緩急がついて、良くなっている。
正津もよくクリーンアップ抑えてくれた。

久しぶりに競った展開で、チームみんなの力で取ったのは大きいね。

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