1974年
2年連続の4位

パ・リーグでは、ロッテが阪急とのプレーオフを制した。

セ・リーグでは中日が巨人を破り、巨人のV10達成を阻止した。日本シリーズではロッテが中日を倒し、チームとして24年ぶり、パ・リーグとして10年ぶりの日本一を達成した。

太平洋は、大リーグで本塁打王の実績を持つフランク・ハワードを獲得し、活躍に期待がかかったが、故障のため開幕戦の2打席のみの成績を残し帰国した。

ところで前年、騒ぎを起こした太平洋とロッテとの"遺恨カード"が実は観客数を増やしたい太平洋が、ロッテの金田正一監督と仕組んで意図的に演出したものであったことが判明した。シーズン終了後、セ・リーグでは巨人は川上監督哲治監督が勇退し、長嶋茂雄が新監督に就任することが決まった。

主力選手成績

打者

選手名 打率 試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁
ビュフォード 0.330 108 382 55 126 16 1 14 43 15

投手

選手名 防御率 試合 セーブ 完投 完封 投球回 奪三振 失点
田中 章 2.61 50 12 5 9 3 2 131 42 41
加藤 初 2.95 34 12 12 0 7 3 189 122 67

順位

順位 チーム
優勝 ロッテ 130 69 50 11 0.580 -
2 阪急 130 69 51 10 0.575 0.5
3 南海 130 59 55 16 0.518 7.5
4 太平洋 130 59 64 7 0.480 12.0
5 近鉄 130 56 66 8 0.459 14.5
6 日本ハム 130 49 75 6 0.395 22.5