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2014/12/25 (木)
チーム

課題を克服し自信につなげる武者修行は続く!第7回オーストラリアレポートは最終回!!

宮田・誠・藤澤3選手で始まったオーストラリア武者修行も現在、福倉・佐藤・誠3選手へと顔ぶれが変わり、各々が課題と向き合いながら、来季の一軍での活躍を目指して実戦経験を積み上げています。
福倉・佐藤・誠3選手はもちろんですが、宮田・藤澤選手にとっても、まだまだ続く武者修行! レポートは今回で最終回となりますが、今後の各選手の活躍にぜひ期待してください。
12月17日に行われたオールスターゲーム、12月18日から21日までのパース戦を中心にオーストラリアレポート、ご覧ください!

メルボルン日本人学校を訪問した3選手
オールスターゲームでの1コマ
福倉投手初勝利試合後にファンと記念撮影
試合後にサインをする佐藤・誠投手

試合結果

12/17 オールスターゲーム World All Stars 8 - 11 Team Australia

誠投手 / 1回 / 被安打2 / 与四球球1 / 奪三振1 / 失点2(自責点2)
福倉投手 / 2/3回 / 被安打1 / 失点0(自責点0)
誠投手が先発!福倉投手も急遽出場することに!!

World All Starsの先発として1イニングを投げた誠投手は、ヒットや四球で2死1・2塁のピンチを迎えた後、ライト線を破る2塁打を浴びて2点を失います。
一方、前日の深夜に登板を回避した投手に代わって出場が決まった福倉投手は、味方が大量点を奪われて逆転を許した8回1死2・3塁でマウンドに登り、ワイルドピッチとヒットで前の投手が残した走者を生還させますが、その後は併殺打に打ち取りオールスターゲームを終えました。

誠投手コメント

「オールスターの先発だからといって特別な緊張感はなかった。それよりも短い回を抑えにいく難しさを感じた。タイムリー2塁打を打たれた場面は、あえて力勝負にいった。完璧に弾き返され悔しいが後悔はない。ベンチでの他のチームの選手との交流が楽しかった」

福倉コメント

「急な登板で少し焦りがあったかもしれない。オールスターとはいえしっかり抑えたかった。持ち味であるカーブが決まらなかったのが悔しい。ただ、貴重な経験をすることができてよかったと思う」

広池浩司(ファームディレクター補佐)コメント

「出場した2投手は他チームの選手との交流も含めてよい経験をした。福倉は公式戦での登板間隔が詰まっているので今日は休ませる予定だったが、監督の要請を受けて登板することになった。よく投げたと思う。
スタンドで観戦した佐藤にとってはとても悔しい1日だったと思うが、それもいい経験だったと感じる。この悔しさをこれからの登板で晴らして欲しい」

12/18 vs Perth(●5 -15)

佐藤投手 2/3回 / 被安打0 / 与四球球2 / 奪三振2 / 失点2(自責点0)
佐藤投手、中継ぎの難しさを学ぶ

9回1死満塁という難しい場面で中継ぎ登板をし、四球やワイルドピッチもあり前の投手が残した走者は還しますが、2三振を奪いました。
失点はしたものの、貴重な経験となりました。

佐藤投手コメント

「今日も課題としている制球がよくなかった。変化球でカウントを稼ぐこともできなかった。もっと腕をしっかり振っていきたい」

広池浩司(ファームディレクター補佐)コメント

「初めてイニングの途中からの登板を経験した。しかも、1死満塁という難しい場面だった。もしかしたら本人の中で予想外の登板だったのかもしれない。しかし、中継ぎはいつどんな時でも登板があることを肝に銘ずる必要がある。極端な話、味方の先発投手が初回に1球を投じた時点で登板の可能性は発生するのだ。
先発を目指す勇だが、中継ぎの心と体の準備の難しさを学ぶ貴重な経験をしていると思う。この経験はこの先必ず生きてくる。福倉、誠の好投は刺激になっているはず。がんばれ勇!」

12/19 vs Perth(○9-0)

福倉投手 7回 / 被安打2 / 与四球球3 / 奪三振3 / 失点0(自責点0)
福倉投手が快投! ABL初勝利!!

初回から3回まではひとりずつ出塁を許したものの、持ち味である緩急の効いた投球でアウトを重ねます。捕手との呼吸が合い始めた4回と5回はともに3者凡退。
続く6回にこの日唯一ともいえるピンチをエラーと四球で招いたものの、ここも後続を三振と内野ゴロに打ち取って得点を許しません。
100球を超えた7回はやや球がばらついたが、それでも得点を許さず7回無失点で見事にABL初勝利を挙げました!

福倉コメント

「前回の登板で悔しい負け方をしたので今回は結果にこだわった。そしてその中で、結果を残せたことは非常に自信になる。
緩急も使えたし、低めのボールも多かったので手応えを掴んでいる。
球種の中ではいちばんよかったのはスライダー。オーストラリアに来てカウント球にも勝負球にも使えるようになって投球の幅が広がった。
課題は無駄な四球を出さないこと。今回はそれが失点には繋がらなかったが、気を付けていきたい」

広池浩司(ファームディレクター補佐)コメント

「前回に続き、今回も存分に持ち味を発揮した素晴らしい投球だった。緩急自在の福倉の投球スタイルはこちらの打者にとっては非常に打つのが難しいと感じる。
シーズン中は試合前のブルペンでは球がばらつくが、試合になるとしっかりと投げるので「実戦派」とよく周囲から言われていたが、オーストラリアに来てからはブルペンから自分の意図した球を投げている。今は、本人も自信を持ってマウンドに立っていると思うし、送り出す方にも安心感がある。
前回の先発登板から中4日。しかも、その間に開催されたオールスターでも投げている。そんな条件の中でのこの好投は非常に価値がある。
投げ終わった後に左足1本で立っていられるくらいの強さ、安定感が出てくればさらに球威も制球も増すように感じる。
成果が出てきているので引き続き前向きに取り組んで欲しい」

12/20 vs Perth(●1-2) ※ダブルヘッダー1試合目

ライオンズ選手出場なし

12/20 vs Perth(●1-2) ※ダブルヘッダー2試合目

誠投手 6回 / 被安打4 /与四球2 / 奪三振5 / 失点0(自責点0)
誠投手2試合連続の好投!6回を無失点!!

7度目の先発となった誠投手は、この日もストレートを軸にした安定した投球を披露。序盤の3回までは危なげない投球を披露し無失点。続く4回はヒットとエラーなどで2死満塁のピンチを迎えましたが、カウント3-2からストレートを投じてセンターフライに打ち取り粘り強さを見せます。
5回も力強いストレートを中心に攻めて3者凡退。6回は四球とヒットで2死1・2塁のピンチを迎えましたが、ここでは一転、チェンジアップやフォークを巧みに操り三振を奪いこの回も点を与えませんでした。
誠投手は6回無失点で勝ち投手の権利を持ったまま降板しましたが、9回に逆転されて2勝目はなりませんでした。

誠投手コメント

「オーストラリアに来て目的を持ってやってきたことが形になってきた。ストレートに力強さが出てきていると感じているのでこのままさらに上を目指していきたい。
残りわずかの滞在となったが、ここでの経験は来季のピッチングに必ず生きてくると思っている」

広池浩司(ファームディレクター補佐)コメント

「前回に引き続きストレートに力強さがあった。今回は結果球(勝負のついた球)の3分の2がストレート。以前に比べてこの確率は上がっている。これは、バッテリーがストレートに自信を持っていることを表しているし、実際に打者に全く力負けをしていない。
もともと変化球には自信を持っている誠にとって、ストレートに力強さが出てきたのは非常に大きい。2試合連続の好投は当然の結果ともいえる。
生活の面での成長も著しい誠。この感じを継続できれば多くの成果を得られるはずだ。期待している」

12/21 vs Perth(○3-1)

3選手出場なし

広池浩司(ファームディレクター補佐)コメント

「小野さん(小野和義;編成部プロ担当)からバトンを受けて綴ってきたオーストラリアレポートも今回が最終回となります。
ただ、私たちのオーストラリアで始まった武者修行はまだまだ終わりません。引き続きがんばります!
今年ここで修業した宮田、藤澤、福倉、佐藤、誠の各選手の来年の活躍にご期待ください。
それでは皆さま、ご覧いただきありがとうございました。よいお年をお迎えください!」

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