主な練習メニュー
この日は練習メニューにシート打撃が追加。今キャンプにテスト参加しているメヒア、バスケスの両投手が登板し、メヒア投手は1回を無安打、バスケス投手は2回を投げ4奪三振と好投を見せました。
練習がハードな今キャンプの模様は連日のレポートでもお伝えしていますが、投手は長距離や坂道ダッシュ、野手は短距離やインターバル走など、それぞれランニングメニューにもたくさんの時間を費やしています。
この日の練習では、野手陣はアップで軽いランニングとダッシュを終えるとそのままベースランニング。シートノックや総合練習の後にはトレーニングコーチ指導のランニングメニューが待っています。
今日のメニューは30mダッシュと15mダッシュ。熊代選手・水口選手、中田選手・永江選手、岡田選手・森選手、木村選手・石川選手、斉藤選手・田代選手、梅田選手・金子侑選手、大崎選手・坂田選手、鬼崎選手・炭谷選手でペアを組み、タイムを計りペア同士で競い合いながら全力で駆け抜けました。
最後はじゃんけんで「あいこ」の場合のみスタートを切る、という判断力と瞬発力を競う15mダッシュ。ペアで勝負しての勝ち抜けルールのため、選手たちは真剣勝負。
今までの勝負で全て勝ってきた熊代選手が水口選手に負けガックリと肩を落とし、炭谷選手が率先して俊足の熊代選手に勝負を挑み見事勝利し会心のガッツポーズを見せるなど、キツいトレーニングでも大いに盛り上がりました。
一方の投手陣も、アップのランニングやダッシュ、そしてピッチングの合間の50mダッシュや30mダッシュなどをこなします。
さらに、投手陣はこのキャンプ期間中、ホテルからグラウンド間のバス移動が禁止となっているため全員がホテルとの往復(片道約3km)を走って移動します。
この日も荷物だけをバスに積み込み、練習後の疲れた体に鞭を打ちながら走ってホテルに戻っていきました。
コツコツと地道な努力が来年へのステップとなります。
「このキツい練習をやりたくなかったら日本一になればいい。」と口を揃える監督やコーチ・トレーナー陣も朝から晩まで練習に付き合います。
明日は広島との練習試合が行われる予定です。
明日のレポートもお楽しみに!