主な練習メニュー
「まだ2日目だよ!?」と朝の選手の重い体を見ながらニンマリと笑う田邊監督。初日の疲れがまだ完全に取れぬまま、キャンプ2日目が始まります。
全体の練習メニューは昨日と変わらないものの、1つ1つの動きに求められるものがどんどん高度になっていきます。
ベースランニングでは昨日から良い走塁を見せている大崎選手や、常に先頭で走塁を引っ張る金子侑選手、選手からもそのスピードに驚きの声が上がる田代選手などが良い動きを見せていました。
一方の投手陣は今日から坂道ダッシュがメニューに追加。暖かい日差しのもと、流れる汗を拭きながら選手たちは黙々と駆け上がっていきました。
打撃陣は総合練習を終えると、ケース打撃、ランニングメニューを消化し、全体練習が終了。ブレイクを挟んで、個別練習へと入っていきます。
この個別練習で行うティー打撃は、選手の体力を限界まで追い込むハードトレーニング。昨日のレポートでも予告しましたが、今日はその地獄のティー打撃について詳しくお伝えします。
この日はメイングラウンドで森・坂田・炭谷・鬼崎・金子侑選手が順番にティー打撃を行いました。
まずは普通のティー打撃を連続10回。その後休まずに下半身を固定して体重移動だけで行うティー打撃を10回。その繰り返しでボールケース2箱以上、打ち続けます。選手たちからは大粒の汗が滴り落ち、1セットが終わるたびに倒れ込む選手も。
トスを上げるコーチやスタッフの激励に気力を奮い立たされながら、最後の力を振り絞ってバットを振り続けました。
その後は各自でウエイトトレーニングに取り組み、練習は一旦終了。今日も引き続き夜間練習が行われます。
トレーニングで曲がらなくなった脚を引きずりながらバスに乗り込む選手たち。
「もう僕は限界です…」と呟く選手もいますが、まだまだ秋季キャンプは始まったばかりです。
明日のレポートもお楽しみに!