今キャンプの最終となる第3クール初日は、キャンプ最後の日曜日。多くのファンが球場に駆けつけます。練習前、伊原監督が「各自でキャンプのテーマがあると思う。残り4日間、もう一度しっかり取り組んでほしい」と声を掛けました。
投内連係の後、投手陣はブルペンへ移動。一番最初に投球練習を行ったのは岡本洋投手。シュート、スライダーと変化球を投げる際には握りをチェックして、ボールを投げ込みます。62球を投げ終えると、ボールを受けた吉見ブルペン捕手にボールの変化について確認していました。
15日のカープ戦では3番手で登板し2回無失点の好投。それでも「結果的には抑えられたけど、意識的にできるようにしたい」と自らの課題を挙げていました。
個別練習では浅村選手が奈良原コーチの指導を受け、三塁から一塁へのスローイングを繰り返します。奈良原コーチは「バッティングと一緒で、送球は腕をしならせるんだ」「グラブを持つ左手は力を抜いて」と懇切丁寧にアドバイス。浅村選手も良い送球に「今の感じだなー」と感触を確かめます。最後は緩いゴロを転がしてもらい、一連の捕球動作を入れて送球。今キャンプから三塁守備に取り組む浅村選手の挑戦は続きます。
今キャンプもあとわずか。各選手はそれぞれの課題克服のため練習に励みます!