5月11日(土)、上尾市民球場において、市内スポーツ少年団に所属する21チームと岩手県陸前高田市スポーツ少年団1チーム、福島県本宮市スポーツ少年団5チームの計230名の児童を対象に、「埼玉西武ライオンズ野球教室」が開催され、ライオンズアカデミー岡村隆則校長、石井丈裕コーチ、平尾博嗣コーチ、阿部真宏コーチ、ライオンズOB土肥義弘氏が講師を務めました。
朝からあいにくの雨模様でグラウンドコンディションも心配されましたが、児童たちの熱い思いが通じたのか、教室スタ
ート時には小雨となり、予定通りに行うことができました。
石井コーチと土肥氏によるキャッチボールの基本指導の後、グラウンド全体を使って、児童の元気な掛け声とともに、基本に忠実にキャッチボールを行いました。守備編では、阿部コーチよりゴロ捕球の一連の動作の指導後、5グループに分かれてみっちりゴロ捕球の反復練習を行いました。
児童の皆さんが大好きな打撃編では、岡村校長と平尾コーチが「形に捉われず、当てにいくバッティングは止めて、強く思い切りスイングすること。」を主眼に置いて指導をし、各グループに分かれて行われたティーバッティングでは、児童一人ひとりに声を掛けながら、それぞれアドバイス送りました。また、児童たちも1球1球確認しながら力強いスイングでボールを打っていました。
児童の技術向上、そして上尾市が友好ある岩手県陸前高田市と福島県本宮市の両児童を招き、本年度で2回目を迎えた野球教室。児童たちにとって、地域を越えた交流と元プロ野球選手から直接学んだ良い機会として思い出に残る1日になったことでしょう。
これからも野球を通じてたくさんの友好の輪を広げ、大好きな野球をこれからもみんなで楽しく続けて欲しいと思います。
「今日はこのような機会をいただきありがとうございました。高田市に戻っても大好きな野球を通して元気にがんばっていきたいと思います。」
「野球が上達する近道は反復練習しかありません。プロ野球選手であっても一緒です。今日だけでなく、これからも反復練習を続けてがんばってください。苦しいことから逃げずに、これからもどんどんチャレンジしてください。」
「今日の指導をしっかりと頭に入れて、しっかり反復練習を続けてください。また、野球はチームプレーで協調性が必要です。相手のことが思いやれる選手になってください。」
「どんどん練習して、目標高くプロ野球選手目指してがんばってください。」
「今日の指導を参考にチームに戻ってからも続けてがんばってください。また、教えられるだけではなく、自分の中でしっかりと考えて練習してみてください。」
「これからも野球を楽しんで長く続けてください。楽しい中にも、野球を通じて普段から礼儀・挨拶をしっかりできる選手になってください。」