5月12日(土)、上尾市民球場において市内スポーツ少年団に所属する20チームと岩手県陸前高田市スポーツ少年団1チーム、福島県本宮市スポーツ少年団5チーム計240名の児童を対象に、「埼玉西武ライオンズ野球教室」が開催され、岡村隆則(ライオンズアカデミー校長)と石井丈裕(ライオンズアカデミーコーチ)、ライオンズOB 安藤信二氏、大友進氏が講師を務めました。
時折の突風がありましたが、晴天に恵まれグラウンドコンディション良好のこの日、岡村校長から「今日一日楽しくプレーしましょう。」と挨拶があり、児童代表の号礼のもと、参加全児童の元気なあいさつで野球教室がスタート。
走塁編の基本指導からはじまり、守備編ではバッテリー部門と野手部門に分かれて行い、バッテリー部門を担当の石井から「キャッチボールから意識を高めて行うこと」とアドバイスがあり、投球練習では丁寧に一人ひとりに声を掛けてフォームをチェックしていました。 野手部門を担当した岡村、安藤氏、大友氏は自らゴロを転がしながら、徹底的にゴロ捕球の「基本姿勢」を反復練習を通じて、伝えていました。
みんなが大好きな打撃では、ティーバッティングを行いました。「思い切りスイングすること。」を主眼に打撃フォームを確認しながらの指導が行われると、児童たちの力強い打球音が球場内に響いていました。
各コーチの指導に児童たちも、少しでも吸収しようという姿勢が感じられ、大変有意義な教室となりました。また、今回は技術向上だけではなく、上尾市が友好ある岩手県陸前高田市と福島県本宮市の両児童も招き、児童たち同士の地域を越えた交流とプロ選手から直接学んだ記憶に残る野球教室になればと願っております。
これからも野球を通じてたくさんの友達の輪を広げ、大好きな野球を長く楽しく続けて欲しいです。
「走塁、守備、バッティングと詳しく教えてもらいありがとうございました。高田市に戻っても大好きな野球をこれからも続けてがんばっていきます。」
「簡単には野球は上手になるものではありません。私たちも苦しいことや失敗をたくさん経験してきました。苦しいことから逃げずに失敗を恐れずにこれからもどんどんチャレンジしてください。」
「たくさんの児童に参加いただきありがとうございました。野球もとても頭を使うスポーツです。これからも野球も勉強もがんばってください。」
「上達するには基本練習の反復しかありません。プロ野球選手であっても同様です。最後まで諦めずがんばってください。」
「今日は楽しかったですか。その気持ちを忘れずにこれからも楽しく野球を続けてください。今日の指導したことを後で振り返られるように野球ノートをつけてみるのもよいですよ。今後の活躍に期待しています。」
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