7月21日(祝)・23日(水)に西武第二球場室内練習場におきまして「7月指導者講習会」が開催されました

暑さが厳しいにも関わらず、普段後進の指導にあたっておられます対象者24名が参加され福島孝二校長をはじめとするライオンズ現役2軍スタッフによるコーチング指導を受けました。

講師は、トレーニング部門で坂元忍コーチ、投手部門で石井丈裕・石井貴投手コーチ、キャッチャー部門で大井久バッテリーコーチ、内野外野守備・走塁部門で田辺徳雄・河田雄祐守備・走塁コーチ、打撃部門で片平晋作2軍監督・森博幸打撃コーチが務めました。

21日(祝)は講習に先立ちプロのキャッチャーフライを体験していただこうと田辺・河田両コーチによるノックがありました。

参加した皆さまは、足がもたつきながらも野球少年のように必死にボールを追いかけておりました。

内野守備部門では、田辺コーチから打球に対しての捕球姿勢、正しいバウンドの合わせ方の基本動作を細かく指導していました。どんな打球でも「前に前に攻める気持ちをもってプレーしてください。」と説明していました。

外野守備部門を担当した河田コーチからは、打球を追いかける時のグローブの位置など皆さまが始めて知るような指導がありました。

続いて走塁部門での講習を行い、河田コーチが模範プレーを示しながら説明し、皆さまも真剣に聞き入っておりました。

打撃編では、参加者全員で素振りを行い、片平2軍監督・森コーチが巡回して一人ひとりにアドバイスを送り、大粒の汗を流しながら皆さまも懸命にバットを振っていました。

最後にティーバッティングで実際のボールを打って皆さまたいへん上手にボールを捉え、心地よい打球音が室内練習場に響いておりました。

23日(水)は坂元コーチから各年代においてのトレーニング法の進め方のご提案がありました。

また、プロ選手も練習に取り入れております「ラダートレーニング」を使って皆さまも慣れない足取りでしたが楽しそうでした。

投手部門は、石井丈コーチがバトミントンを使ったユニークな練習法で正しい腕の振りを皆さまに説明していました。

石井貴コーチからは、「体のバランスで投げることが大切です。球筋の安定した投球ができますし、ケガの予防にもつながります。」と実演投球を交えながら指導していました。

捕手部門は、大井コーチより構えの姿勢・ボールに対してのミットの使い方・ワンバウンドに対しての体の使い方などキャッチャーの基本動作のお話がありました。

～ 福島孝二校長のコメント ～
「勝ち負けも大切ですが、負けて得るものの方が非常にたくさんありますので子供たちへの指導でもこの点を大事にしてください。それとお願いがあります。しっかりと挨拶のできるプレーヤーを育ててください。」