太陽が雲に見え隠れする一日となった南郷スタジアム。
気温10.5度ながらも風が穏やかだったこともあり、僅かでしたが暖かく感じられました。
第4クール2日目の今日は、ウォーミングアップ後にベースランニングのメニューが追加された以外は、昨日と同様、午前中に投内連係・試合形式のバントシフト練習。午後からフリー打撃・守備・走塁練習をグループに分かれてローテーションで行う総合練習が行われています。
バントシフト練習後にはマウンド付近に全選手が集まり、昨日、今日と各1時間程かけて実施したこの練習に対する反省点の洗い出しやサインの確認など、異例とも言える入念なミーティングを行い、選手たちは「1点の重み」を再認識していました。
また野上・中崎・帆足・グラマンの4投手がフリー打撃に登板。統一球の感触を確かめながら、勢いのあるボールを丁寧に投げ込んでいます。
野手は第3クールまでの疲労の色もみせず、力強いスイングでフリー打撃を行っていました。
さらに全体練習最後の個人強化練習では、中島選手と原選手がメイン球場で特守(内野守備練習)を行い、ダイビングキャッチをするとスタンドから拍手が沸きあがっていました。
選手のユニフォームが次第に土の汚れで黒くなってきている南郷キャンプ。
今キャンプは昨年のキャンプ以上に、チームプレーを徹底的に体に覚えこませてからの実戦となりそうです。
「やはり去年のことが多少頭にありますが、それは完全に忘れて、また一からレギュラーを獲りにいくという気持ちでいきます。去年は皆さんに感謝の年だったので、その気持ちを忘れず一年間フルで戦えたらと思います。
2011シーズンも“所沢音頭”でいきますので、皆さん手拍子などでリズムに乗って応援してください。僕もリズムに乗ってガンガン打ちまくります!」
「今キャンプで自分のスタイルをしっかり固めて、やるからには規定打席に達することを目標にします。多少の波はあると思いますが、一年間戦える技術の習得と気持ち的にタフになって活躍したいなと思います。
あっという間に開幕してしまうと思うので、一日一日無駄にせずにしっかりと練習していきたいと思っています。応援に来てください!」
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