気温8度、一日中太陽が噴煙と雲に隠れ、気温よりも肌寒く感じられたキャンプ2日目。
早朝から霧島山系・新燃岳で爆発的噴火が発生しましたが、風のなかった南郷スタジアムでは、降灰による影響はほどんどなく、問題なく練習をすることができました。
今日からアーリーワークがスタート。7時30分過ぎから続々とグラウンドに姿を現した選手たちは、各々にテーマを持って練習に取り組んでいました。
全体練習は、昨日と大きく変わったメニューはなく、投手と内野手による連係プレーの後、投手はブルペンのあるサブグラウンドに移動しランニングやピッチングを行いました。
その中で、期待の新人・大石投手は、捕手を初めて座らせて60球。多くの報道陣が注目する中、キレのある球を低めに投げ込んでいました。
また捕手を除く全野手は、4班に分かれてローテーションで内外野とも守る守備練習で汗を流しました。
フリーバッティング後には、バントやバスター、ライト方向へのバッティングなど、走者を進塁させる“チームバッティング”の練習が、4年ぶりにライオンズへ帰ってきた土井ヘッドコーチ兼バッティングコーチの指導のもと行われました。
昨年、勝ち星で上回りながらもわずか1厘3毛差で優勝を逃したライオンズ。
練習メニューからも、1点への“こだわり”を感じる内容が多く、今年は野球スタイルが変わるのではと感じた一日でした。
「特に勝ちにこだわります。結局去年もあの時の1勝がっていうのがすごく大きかったので、とにかく全部勝つつもりで最低でも15勝と思っています。
今年は去年の悔しさが相当あるので、一試合一試合しっかり勝つつもりで魂込めて投げていきたいと思います。」
「まだプロ選手と対戦していないので、具体的には分かりませんが、まずは開幕一軍を目指してそこから新たな目標を決めていこうと考えています。
ストレートに自信があるので、ストレートを見てください!」
帆足投手・選手名鑑
大石投手・選手名鑑