日差しの強さとは裏腹に、気温13度と、指先が冷たく感じる寒い一日となった第4クール4日目。
今クールは、6日間行われるため、疲れを考慮して今日は、13時過ぎには全体練習が終わる短めのメニューとなりました。

今日からA班に合流した、長田投手と山本投手の挨拶から始まった全体練習。
1,900人のファンが見学する中、メイングラウンドでは投内連係とバントシフト、その後バッティングを行いました。
また、大魔神の異名を持つ佐々木氏ほか、多くのプロ野球OBが訪れたブルペンでは、雄星投手が捕手を座らせて174球のピッチングを披露しました。

今日は、今キャンプで安定したピッチングをみせる許投手と、今年こそは一軍のマウンドに立ちたいと張り切る3年目の藤原投手に注目しました。

昨日の練習試合に登板した許投手は、キャッチボールと投内連係、ランニングメニューの軽めの調整。常に明るい表情が、順調な仕上がりを物語っています。11年目となる今シーズン、家族のためにも頑張りたいと強く語ったその姿は、頼もしい限りでした。

一方、1年目に故障した肘も完治し、全力投球できることの嬉しさを全身で表現する藤原投手。
開幕まで残り1ヶ月となり、登板する試合全て、内容はもちろん大事だが、結果にこだわりたいと話すその表情には、やる気がみなぎっていました。
一軍のマウンドを是非掴んでほしいものです。

スギ花粉が舞い始め、花粉症で苦しむ選手が出てきた南郷キャンプも残り1週間となりました。疲労がピークに達してくる時期ですが、選手全員、怪我なくキャンプを終えてほしいと切に願います。

山本・長田両投手が今日からA班に合流	バントシフトの再確認
談笑する涌井・許両投手	遠投でフォーム固めをする藤原投手
キャッチボールをする岸・許投手	同級生コンビ岡本洋･藤原両投手

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