試合情報

現在自身3連勝中と好調の先発・ウルフ投手が初回を抑えた後の1回裏、1死満塁のチャンスで5番・山川選手が押し出し四球を選び先制。さらに併殺崩れの間に1点を奪うと、今季1軍初出場の7番・森選手は初球を振り抜き中前適時打に。その後も8番・外崎選手が押し出し死球と初回から4点を挙げ試合の主導権を握ります。

援護を受けたウルフ投手は2回、1死3塁から枡田選手に適時二塁打を浴び4対1と1点を返されます。しかし、打線は再び相手先発・コラレス投手に襲いかかります。2回にも無死2塁から3番・秋山選手が右前適時打を放ち5対1。1死満塁で再び森選手に打席が回りますが、ここは併殺打に打ち取られます。

最少失点に抑えてきたウルフ投手ですが、4回に無死から連打を浴びると再び枡田選手に適時打を打たれ5対2に。さらに無死満塁からオコエ選手に走者一掃の一打を許し、5対5の同点に追いつかれます。

勝ち越したい打線はその裏、2死1、3塁から森選手の左中間を破る2点適時三塁打で7対5と勝ち越しに成功。しかし5回、2点を失い7対7と再び同点となります。

6回、1死から打席に立った山川選手がバックスクリーン直撃の9号ソロを放ち再び勝ち越し。続く途中出場の6番・永江選手も約4年ぶりの本塁打を右翼席へ運ぶと、外崎選手も10号2ランと一発攻勢で4点を奪います。7回にも2死2塁から山川選手の右前適時打で12対7と点差を広げます。

打線の勢いは終盤に入っても止まりません。8回には9番・炭谷選手の適時打など一挙5点を挙げ今季最多となる17得点に達します。9回には1点を返され、なおも満塁のピンチとなりましたが最後は藤田選手を中飛に打ち取り試合終了。17対8とイーグルス3連戦の初戦に勝ち、連勝を3に伸ばしました。

-今日は途中まで点の取り合い。もつれるかなという展開でしたが、最後は今季プロ野球最多タイとなる17得点を取っての快勝になりました。

(山川)良かったです。

-特に6回、山川選手からの一発で一気に流れがライオンズに来たという感じがありました。あの一発を振り返っていかがですか？

(山川)必死で食らいついただけなので、入ってくれて良かったです。

-手応えはどうだったのでしょうか？

(山川)「行ったなー」と思いました。

-さらに今日はその前に3つのフォアボール。そして7回にもタイムリーがありました。全打席出塁の3打点、非常に好調を維持していると思うのですが、今のバッティングはいかがですか？

(山川)今日は僕じゃないと思うので…。僕はいいです（笑）。

-山川選手から一つうれしいご報告が、ファンの皆さんもご存知だと思います。うれしいご報告がありますよね？

(山川)結婚しました！

-改めて結婚して、これからどんな誓いを立てていきますか？

(山川)ホームランを打ったらステーキが食べられるので、ホームランをたくさん打ちたいです。

-そして、チームは今日からのイーグルス3連戦の初戦を取りました。これも大きいですね。

(山川)もう少しなので必死に食らいついて、とにかく勝ちたいです。

-最後に応援してくださったファンの皆さんにメッセージをお願いします。

(山川)明日も勝ちます。また来てください！

-明日も期待しています。

(山川)ありがとうございます！

-そして皆さん、頼れる選手が帰ってきました。森友哉選手です。まずはお帰りなさい。大歓声です。

(森)ありがとうございます。

-ようやくケガから戻ってきて、今日が森選手にとっての開幕ゲームとなりました。今日はどんな思いで試合に臨まれたのですか？

(森)メチャクチャ緊張したのと、連勝を止めないようにという気持ちで試合に臨みました。

-森選手の名前がコールされた瞬間、大きな歓声に包まれました。あの歓声は耳に届いていましたか？

(森)鳥肌が立ちました。

-その中で迎えた最初の打席。チャンスで初球から行きました。あの打席、振り返ってください。

(森)やはり強気に行きたかったので、初球からフルスイングしようと決めていました。

-さらに4回には2点タイムリー3ベースヒット。あれも大きな一打だったと思います。

(森)たまたまです。

-ファンの皆さんはずっと心配していましたが、今日の結果を受けてもう心配もしなくて大丈夫でしょうか？

(森)どうですかね…。

-ご自身の中では、まだまだ上がっていけるぞという雰囲気はあるのですか？

(森)チームもそうですし、個人としてもまだまだ上を目指せるなと思います。

-復帰戦でいきなりのお立ち台です。ここから見る景色というのは改めていかがですか？

(森)緊張します。

-これから後半、どんどん勝ってください。

(森)頑張ります。

-ここから上位を倒していくために、森選手の力も必要だと思います。最後に今後の意気込みを伺いまして、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

(森)残り試合も少ないですけど、チームに貢献できるように頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

-ありがとうございました。森友哉選手でした。

（今日の試合について）
初回に4点取れて今日はと思ったけど、向こうも打線が良いからね。
追いつかれたけれど、逆転されなかったところが救いでした。

（打線が今季最多の17得点）
日曜日まで連戦で、みんな疲れているからどうかなと思った。
でも昨日しっかりと休養を取って、万全の状態でメットライフドームに帰ってきた。
素晴らしいバッティングでしたね。

（6回の3本塁打について）
山川には一発を狙っていたんだけど、見事なホームラン。
そして永江のホームランにもビックリしたし、外崎のホームランも打った瞬間に「行くな」と思うくらいの見事なホームランだった。
あの3本はすごかったです。

（1軍復帰した森について）
甲子園でもあれだけの活躍をしていたから、やっぱりそういうのを持っているんですかね。
僕は彼とは初めて公式戦のベンチで一緒に戦ったけど、雰囲気を持っている。
いきなり第1打席でタイムリーを打ってくれたからね。
また打線の厚みという点では、非常にありがたいです。
相手チームにとっては、恐怖になるのではないでしょうか。

（牧田の好リリーフについて）
あそこはうまく抑えてもらって、攻撃にすんなり入って行けたと思います。

（今日の勝利で貯金が20に到達。イーグルスには2つ勝ち越し）
まだ上にいるチームだから、僕らは1試合1試合を必死に勝ちに行くしかない。
向こうも必死に戦っている気持ちが伝わってくる。
今日は乱打戦になったけど、たくさんのファンの前で良い試合ができて良かったなと思います。

（明日への意気込みについて）
打線は水物だし明日は向こうも良いピッチャーなので、なかなか簡単にはいかないと思う。
ピッチャーが踏ん張って、打線が援護してという形で勝てるように我々も選手一丸となって頑張っていきたいです。