試合情報

先発・菊池投手は立ち上がりに2連打を浴びるも、続くクリーンアップを抑え無失点の立ち上がり。一方の打線は3回、イーグルス先発・辛島投手から浅村選手が適時二塁打を放つなどし2点を先制します。

援護をもらった菊池投手は4回に連続三振を奪うなど、自分のリズムを取り戻して無失点のまま試合を折り返します。

すると6回、外崎選手が適時打を放ち追加点を挙げたところで辛島投手が降板。その後もリリーフ陣から炭谷選手の犠牲フライ、代打・渡辺直選手の適時打で加点し、5対0とリードを広げます。

無失点投球を続けていた菊池投手は8回、1死1,3塁のピンチを迎えますが、気迫のピッチングで後続を仕留めます。

9回も続投となった菊池投手は、最後も2つの三振を奪う全力投球。140球の熱投で自身最多タイの14三振を奪う完封勝利を挙げ、チームを4連勝へ導きました！

-おめでとうございます。

(菊池)ありがとうございます。

-今日は完封で14個の三振を奪いました。ご自身のピッチングはいかがでしたか？

(菊池)前回の試合とその前の試合と、連敗してしまったのでなんとか今日勝とうと思って頑張りました。

-今日はどんな思いでマウンドに上がったのでしょうか？

(菊池)前半戦最後の試合なんでいい形で終われるように、絶対勝とうと思って頑張りました。

-9回も登板されましたが、それはご自身で志願されたんですか？

(菊池)そうですね。せっかくなので「行きたいです」ということを言いました。

-今日は初回2連打を浴びた後、しっかり抑えました。あの初回に点数を与えなかったのが大きかったのでしょうか？

(菊池)最近先制点を先に与えてしまっていたので、なんとか今日は粘り強くと思って投げた結果、いい投球ができました。

-特にランナーを背負った時のストレートには見事なものがあったと思うんですけど、あのストレートはいかがでしたか？

(菊池)珍しく狙ったところにいきました。

-先ほどもお話にもありましたがもうリーグも半分終わって後半に入っていきます。後半に向けて一言お願いします。

(菊池)チームもいい状態でいるので上を目指して頑張ります。

今日は(菊池)雄星だね。
ナイスピッチングだった。

立ち上がりピンチを招いたが、いつもより今日は腕の振りが良かった。
抜ける球が少なく、力まず良い球が来ていた。
6回に3点を取ったのでこのまま9回まで投げさせようと思った。

打線は6回の外崎、渡辺直のタイムリーが効いた。

追加点が欲しいあの場面、外崎はなんとか右方向へ打とうとしていた。
そのあたりは成長が見られる。

代打でタイムリーを打った渡辺直も、ベテランらしくいい仕事をしてくれた。