試合情報

開幕カード以来となる敵地・札幌ドームでのファイターズ2連戦が今日からスタート。その初戦の先発マウンドを任された高橋光成でしたが初回、得点圏に走者を背負うと中田に先制適時打を浴び0対1。2回には1死から大野に左中間スタンドにソロ本塁打を打たれ、点差が広がってしまいます。

2点を追う打線は3回、1死から1番・秋山が左前安打、2番・源田が四球とチャンスを作りその後2死2、3塁に。ここで4番・中村が相手先発・高梨の投じた内角高めの直球を引っ張り、打球は鋭い当たりとなって左前へ。2者が生還し2対2の同点とします。さらに続く5番・栗山がカウント3-1から甘く入った直球をフルスイング。ライトスタンドに着弾する勝ち越しの2号2ランで4対2に。さらに4回にも2死1、2塁から源田が適時打を左前へ運び、試合を優位に進めます。

援護を受けた高橋光成は3回以降、無失点に抑え立ち直ります。5回にはこの試合初めて3者凡退に。6回からは2番手・武隈が登板し、わずか9球で相手の攻撃を終えます。

打線は終盤になっても攻撃の手を緩めません。7回には8番・岡田、9番・木村文の連続適時打で7対2。一気に相手を突き放します。

救援陣はその後3番手・牧田、4番手・ガルセスが無失点でつなぎ、最後はプロ初登板となった5番手のルーキー・田村が締め7対2で試合終了。チームの連敗を止めました。

-ファンの方からすごい歓声です。初勝利を手にした今の気持ち、いかがでしょうか。

(高橋光成)本当にうれしいです。本当に。4敗していたので、勝ててよかったです。ありがとうございます。

-初登板からおよそ1カ月が経過していますが、おそらくは辛い時期もあったと思います。

(高橋光成)去年から勝ち星が少なくて、今年も前半あまりよくなくて。今日1勝目ということで、ここからどんどん勢いよく投げていきたいと思います！

-5回を4安打、7つの三振を奪いました。何が良かったのでしょうか？

(高橋光成)真っすぐが意外と走っていたので良かったと思います。

-1回、2回と点を失ってからどうやって立ち直りましたか？

(高橋光成)何とかコーナーに投げようと思ってていねいに投げました。

-3回には4番の同点タイムリー、5番の勝ち越しホームランがありました。打線が頼りになりますね。

(高橋光成)いっぱい打っていただいて楽に投げることができたので、今度は自分が長いイニングを投げて、中継ぎの方に楽をさせてあげられるように、次は長いイニングを投げます！

-試合後、辻監督と握手をしてどんな言葉をかけられましたか？

(高橋光成)自分も高ぶっていて忘れてしまったんですけど… そんな感じです！

-今後もさらなる活躍を目指すと思います。ファンの方が大きな声援を送ってくれています。ファンの皆さんに一言お願いします。

(高橋光成)ファンの方々の声援が本当に力になっています。これからどんどん勝てるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします！

-今シーズン初勝利、高橋光成投手でした！

光成(高橋)は打線が助けてくれた、やっと勝てたね。
あそこが精一杯だったかな。
今日はピッチャーをつぎ込んでいこうと思っていた。

打線は中村、栗山が打って、岡田、木村(文)もいいところで打ってくれた。

最後は明日のこともあるからきちっと抑えないといけない。
シュリッターでもいいが、田村でいったけど落ち着いて投げてくれたね。