試合情報

福岡での連戦初戦は、2点を先制されるも3本の本塁打で逆転。10対3で勝利しました。先発･野上が7回3失点と粘り、チームトップの7勝目をマーク。今カードを五分に戻しました。白星を呼び込んだメヒアと栗山、そして中村の打撃を振り返ります。

0対2で迎えた3回表。相手先発･スタンリッジに対し、2人の走者を置いて5番･メヒアが打席へ。内角寄りのカーブを引っ張り上げます。打球は詰まったかに見えましたが、ホームランテラスへ飛び込む16号3点本塁打に。「2点負けている状況でホームランで逆転できて良かった」と振り返ったメヒアの、詰まってもスタンドへ運べるパワー。メヒアが持ち味を発揮しました。

打線の勢いは止まりません。4回表には再び2人の走者を置いて、2番･栗山が打席へ。前の打席にも安打を放っている栗山が、ここでもスタンリッジの球を捉えます。変化球をすくい上げ、打球はセンター方向のホームランテラスへ。5号3点本塁打で6対2とし、一気にリードを広げました。「ええとこで、ええ場面で打てた」と話した通り、試合の流れを強く引き寄せる一発となっています。

さらに6対3で迎えた9回表。無死満塁の好機で4番･中村が本塁打数リーグ単独トップに躍り出る、22号満塁本塁打を放ちました。これで先発全員安打とし、二桁得点に。首位を圧倒しチームに上昇ムードを生み出しています。

また、1番･秋山が2安打を記録し、これで連続試合安打は22に。石毛宏典氏と松井(現イーグルス)が持つ球団記録、23に王手をかけました。次戦は秋山のバットからも目が離せません。

明日のホークス戦は、郭俊麟が登板。首位との差を詰めるためにも、絶対に負けられない一戦です。カード勝ち越しを果たしましょう!

-本日のヒーローは、4回に3ランホームランを放った栗山選手です! ナイスバッティングでした。

(栗山)ありがとうございます。

-あの場面を振り返って頂きます。4回1アウト、ランナー1、2塁でした。どんな気持ちでバッターボックスに入りましたか?

(栗山)前のバッターの秋山がいい形で繋いでくれたので。初球から思い切っていけるという場面だったので思い切り行こうと。そういう感じだったと思います。

-貴重な追加点となりましたよね。

(栗山)まさかホームランになるとは思っていなかったんですけど、結果的にすごくいい追加点になりました。

-今日は猛打賞の活躍でした。すべてのヒットが得点に絡んでいます。キャプテンとしてチームに大きく貢献したんじゃないでしょうか?

(栗山)そうですね、うん…(笑) たくさんヒットを打って、点につながると嬉しいですよね! これからもそういう活躍ができるように頑張りたいと思います。

-そしてチームは今日3本もホームランが出ています。とても心強い打線ですよね。

(栗山)最後おかわり(中村)が満塁ホームランを打ってね、僕のホームランがかすんじゃうんじゃないかっていう感じですけどね、いいと思います。

-明日もここヤフオクドームで戦いがあります。ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

(栗山)明日も頑張りますのでライオンズファンの皆さん、応援よろしくお願いします!

野上は先制されてバタバタすると思ったけれどゲームを作ってくれた。
そのリズムに乗ってクリーンナップがいい仕事をしてくれた。