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2014.08.31 SUN
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vsオリックス 第20回戦

8月最後のゲームは、攻守の主軸が躍動して2回までに6点を奪取。3回以降は守勢に回りますが、バファローズ打線の反撃をチーム一丸で食い止め、6対5。カード勝ち越しを決めました。

「攻」の主軸は、4番・中村。1回、1点を奪った後、1死1塁の場面で打席に入ります。初球、内角寄りの直球をジャストミートすると、大きな放物線を描いた白球はライオンズファンの待つ左中間席に落下します。「ウルトラマンレオに力をもらいました」と語る滞空時間の長い4度の本塁打王に輝いた男が、3対0とリードを広げました。

この2点本塁打で、今シーズンの本塁打数は28本となりました。ペーニャも4回に本塁打を放って28本で並んでいます。この2人にメヒアも絡んでの本塁打王争いが、9月の戦いの大きなポイントになります。

「守」の主軸は、扇の要・炭谷。2回に大きなアーチを描きました。「先頭だったので何とか塁に出ようと思い打席に入りました」と、外角高めの直球をフルスイング。低い弾道で伸びる打球は、失速することなく左中間席に飛び込みます。7月11日のバファローズ戦でも吉田一から本塁打を放っている炭谷。自己最多記録となるシーズン6本目の本塁打は、この回に3点を奪う攻撃の呼び水となりました。

炭谷は守備でも先発・岸をアシスト。3回から勝負球が甘く入るようになり、失点を重ねる岸をなんとかリードして、10勝目へと導きました。

その岸が残したピンチを救ったのは、3番手・増田でした。7回、1点差まで迫られたところで岸が降板。続くウィリアムスも不運な当たりの安打を放たれ、2死1,3塁で4番・ペーニャを迎えた場面でマウンドに送り込まれます。初球、勇気を持って投げ込んだ147キロの直球は高く舞い上がりますが、フェンス際で失速。中堅手・秋山のグラブに収まり、ピンチを脱しました。

続く8回、その増田を今度は栗山が救います。2死1,2塁で伊藤に三遊間を破る打球を放たれますが、栗山が本塁に正確なワンバウンド返球。捕手・炭谷がブロックして、生還を阻みました。栗山は3安打1四球で4打席とも出塁。攻守にわたる活躍でお立ち台に上がりました。

4つの引き分けなど、激闘が続いた8月を終え、シーズンはいよいよ9月に入ります。全ての試合が大事な戦いとなります。大きな声援で後押ししましょう!

-今日のヒーローは栗山選手、高橋投手です!

-ナイスバッティングでした!

(栗山)ありがとうございます!

-最後は1点差と僅差の展開、しびれる場面でした。

(栗山)序盤に結構点取ったので、追いつかれるんじゃないかと思ってドキドキしながらプレーしてたんですけど、本当に良いゲームだったと思います。

-追いつかれそうな場面、あの守備・送球を振り返ってもらいたいんですが?

(栗山)しっかりチャージして、スペシウム光線が上手いこと出てくれました。

-今日はウルトラマンレオ・ギンガの力があったという事ですか?

(栗山)もちろんです! ギンガとレオのおかげで今日は良いプレーが出来ました。

-そしてバッティングでは3安打猛打賞。11度目という事なんですが、これでまた乗っていけそうじゃないんですか?

(栗山)今年西武ドームで全然打ててないんで。なんとかファンの皆さんの前で良いバッティングが出来るようにと、今日はそれが良い形で出たんで、よかったです。

-今日は夏休み最後の日曜日という事で多くのファンが駆けつけてくれました。メッセージをお願いします。

(栗山)連日沢山のファンの方々、応援に来てくれてありがとうございます。どんな状況になってもどういう姿勢でやっていくかいくか、これが今僕らに求められている大事な事だと思います。一戦一戦頑張りますんで、よろしくお願いします! ありがとうございました!

-続いては、投のヒーローです。24セーブ目を挙げました高橋朋己投手です。
おめでとうございます。

(高橋)ありがとうございます。

-1点差に詰め寄られてからの9回、怖いバファローズ打線相手でした。どんな気持ちでマウンドに上がりましたか?

(高橋)一昨日投げた時はぴりっとしない内容だったので、今日は3人で抑えようっていう、あまり西武ドームで抑えていないので、そこはしっかり抑えようと思って投げました。
-ピシャリと3人で抑えましたけど、今日のピッチングを振り返って良かった点は?

(高橋)真っ直ぐを思い切って、(腕を)振り切ることが出来たからだと思います。

-これで24セーブ目。今シーズンは非常に好調ですけど、何か好調の秘訣はありますか?

(高橋)夏場ですけど体重が増えてきたので、夏はよく食べることが大事だなという事は感じました。

-チームのクローザーを任されるという事に関してはいかがですか?

(高橋)クローザーというポジションはあまり意識してやっていないので、任されたところをしっかり抑えていくつもりで投げてます。

-投手としては、昨日悔しい負けがあっただけに今日の勝利は大きかったんじゃないですか?

(高橋)昔“やられたらやり返す”っていう、“倍返し”とはいかなかったですけど。今日勝てたのが良かったです。

-上位・バファローズ相手にカードも勝ち越せました。これも大きいですね?

(高橋)そうですね。3位・ファイターズとも一つづつゲーム差を縮めて、クライマックスに行きたいと思います。

-最後に大きな歓声で応援してくれたファンの皆さんにメッセージをお願いします。

(高橋)いつも9回に自分のコールが流れると熱い声援を送っていただき、本当に有難うございます。これからもしっかり抑えられるように精一杯頑張るので、熱い声援をよろしくお願いします!

ヒーローインタビュー動画

田辺監督代行コメント

相手の先発ピッチャーを1回、2回と攻めたんだけど、その話も遠い昔のように感じるような中盤、後半の攻撃で追加点が取れれば良かったけれどね。
中盤以降は防戦一方で、勝っている気がしなかった。

立ち上がりは岸が3人で抑えて、その裏に中村がホームラン。
最高の出だしだった。打線に関しては1回と2回だけだったかな。

岸はランナーを出した時に少々甘いコースへ入るので、少々厳しいコースを投げられるように調整してほしい。
3年連続2ケタ勝利となって、次に当然つながる勝利だと思う。
次回も11勝目指して頑張ってほしいよ。

リリーフ陣もカツカツな気がするので、もう少し余裕を持ってほしい。
今日はカウント有利で追い込んでからも、なかなかスッキリと打ち取れない感じだった。
次回はキッチリと投げてほしいと思う。

ゲームとしては最後まで締まった試合となったので、やはり上位のチームと戦う時はミスが出たら勝てないと感じたはず。
後半も後半だけど、次のゲームに生かしていきたい。
いよいよ9月に入るけど順位を気にせずに、ウチらしい野球を目指していきたいと思います。

試合ダイジェスト

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