試合情報

この日から「ジャングル大帝シリーズ」と銘打たれたホーム6連戦がスタート。王者の風格を漂わせるジャングル大帝ユニフォームで臨んだバファローズとの一戦は、終始リードを許しながらも延長戦に持ち込む死闘で4度追いつき意地を見せます。しかし、11回に勝ち越されて力尽き4対7で接戦を落としました。試合の終盤に見せた「レオ」の意地を振り返りましょう。

2対3と勝ち越された直後に迎えた8回、この回先頭の5番･メヒアは相手のセットアッパー･佐藤達に対峙。152キロの直球を空振り追い込まれますが、続く変化球にしっかり対応しました。ファンの期待を一身に背負った男の打球はセンター方向へ伸び、バックスクリーンへ突き刺さる22号ソロ本塁打に。4試合連続弾と勢いの止まらない救世主の一発に、スタンドからは大歓声が沸き起こりました。メヒア自身も「ここから新しいゲームが始まる!」と話し、最後まであきらめずに戦う姿勢を打ち出します。

そのメヒアの言葉通り、レオたちは延長戦に入った攻防で再度食い下がります。10回に1点を勝ち越されるも、攻撃陣の粘り強さが土壇場でも発揮。その裏に先頭のメヒアが出塁し、代走は斉藤。盗塁のスペシャリストが間一髪で2塁を陥れると、6番･浅村の打球は三遊間へのボテボテのゴロに。しかし、浅村が気迫のヘッドスライディングで滑り込み、無死1,2塁と好機を広げます。その後犠打で1死2,3塁と一打サヨナラの好機をつくると、この状況が相手バッテリーのミスを誘って暴投の間に同点の走者が生還。4度目の同点として驚異的な粘りを再び見せました。

明日の先発は、約2ヶ月ぶりの白星を狙う菊池。持てる力を発揮し、チームを勝利へ導くような快投を演じましょう。

よく追いついたけど、リードできないところが今日のゲームの弱いところ。リードしないと同点ないし劣勢では後ろに強いピッチャーがいないので、なかなか苦しい展開。

(10回の炭谷について)
迷い無くあそこはスクイズを出したが、結果外された。

(メヒアについて)
警戒されるのはあれだけ打ってれば仕方のないこと。周りが打っていれば、バッターが何とか出塁してカバーできれば自ずと得点も増える。

(田中について)
150キロを投げても、やはりボール球ではバッターもちゃんと見極めてしまう。

(金子侑について)
明日以降はまだ聞いていないので、様子を見て判断する。