試合情報

「埼玉vs.千葉ライバルシリーズ2014」の埼玉でのカード最終戦。同点で迎えた9回に2点を勝ち越され、3対5で惜しくも敗れました。接戦の続いたライバルシリーズ埼玉ラウンドは惜しくも負け越しとなりましたが、先発･岸の粘りと森本の打撃には気持ちの強さが感じられました。

5回までに投じた球数は52球と、テンポよく投げて無失点に抑えていた岸。しかし、6回にソロ本塁打を許したのをきっかけに崩れ、3対3の同点に追いつかれます。それでも続く1死1,2塁のピンチではハフマン、根元を連続三振に仕留めてエースの意地を見せます。

終盤はギアを一段上げ、緩急をつけた投球で7回と8回を3者凡退に。9回に力尽きマリーンズ戦では2010年以来の敗戦投手となりましたが、次回につながる奮闘を見せました。

森本の打撃についても振り返りましょう。初回から相手のエース･成瀬を攻め、3番･栗山、4番･中村の連打で2点を先制し、なおも1死満塁のチャンス。ここで打席には、昨日第一子が誕生した7番･森本が入ります。ストライクを取りに来た甘い直球を捉え、鋭いピッチャー返しとなる適時打に。パパになっての初打席で追加点をたたき出すと、1塁ベース上でゆりかごのポーズを披露します。試合前半に主導権を握ることとなる貴重な一打にも「カモンベイベー! やったぜベイベー! シェキナベイベー! ヒッツ!」と、いつも以上にユニークなコメントを残した森本。ムードメーカーがチームだけでなくスタンドのファンをも盛り上げました。

あさってからはほっと神戸に舞台を移し、バファローズとの勝負。今月4勝1敗と分がいい相手を下し、7月最後のカードを気持ちよく締めましょう。

打つ方が初回で3点取って安心したのか知らないけれど、追加点が全く取れなかった。
1つ、2つバントミスがあって、前も言った通りミスを犯した方がやはり勝てないと感じたね。
後半戦になって厳しいゲームが続くのは当然だけど、ミスしたら苦しくなるのは自分たちだから。
その点がちょっと甘かったと感じます。

岸を9回まで投げさせたのは展開次第だったけど、同点で球数も少なかったのも確か。
そういう事もあって続投させた。