• FCログイン

閉じる

  • Lions
  • FCログイン
2014.05.29 THU
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
2
3
2
5
1
2
0
0
0
0
0
0
0
0
R
H
13
19
2
10

vs阪神 第2回戦

この日の先発・菊池はプロ入り後初となる甲子園での登板。高校時代に日本中を沸かせた「聖地」に再び足を踏み入れました。その菊池は粘投を見せると、打線が中盤から得点を加え逆転に成功。19安打を放って13対2とタイガースを圧倒して連勝し、「完全敵地」甲子園を見事に制圧しました。まずは菊池の投球を振り返りましょう。

立ち上がりは力みが強く、いきなり2点を失ってしまった菊池ですが、3回は相手の中軸を3人で料理。石井投手コーチも「この回から力みが抜けて良くなってきた」と評価します。

140キロ台後半の直球に、要所で緩い変化球を織り交ぜていく菊池。4回、5回と無失点に抑えますが、勝ち越して迎えた6回には、無死1,2塁のピンチを迎えます。しかし、ここからさらにギアを上げていく菊池は満塁とされながらも2死まで奪うと、最後は上本を中飛に打ち取り無失点に。粘り強く投げて4月19日以来の2勝目をマークしました。

菊池の粘り強さに応えた打線の中でも、金子侑の活躍に注目しましょう。0対2とリードされて迎えた5回。相手先発・岩崎に対し、1死から9番・金子侑が三遊間を破る安打を放ちます。昨夜の試合で9回に盗塁を決め、劇的な逆転勝利の契機をつくっていた金子侑は、この場面でも盗塁を敢行し、2塁へ進みます。ここで打席に入っていた1番・秋山は粘った10球目、内角寄りの直球をフルスイング。高く上がる打球はセンターフェンスを直撃する適時二塁打になりました。

金子侑は続く6回にも攻走で魅せます。炭谷の適時三塁打で勝ち越しを果たし、2死3塁で打席に入った金子侑。「思い切りいきました」と振り返るように相手2番手・鶴の直球を完璧に捉えた飛球は、右翼手の頭上を越えていきます。金子侑は快足を飛ばして3塁へ悠々と到達しました。その後秋山にも適時打が飛び出し、3者連続適時打の1人を担った金子侑。この日2安打1打点1盗塁と、不振から脱却しつつあります。

交流戦初の連勝を果たし、あさってからは西武ドームに戻りドラゴンズを迎え撃ちます。大声援を受けて連勝を伸ばしましょう!

久々の勝利で2勝目を飾りました、菊池投手です!

-おめでとうございます!

(菊池)ありがとうございます。

-2009年、高校時代の夏の甲子園以来のマウンドでした。どんな感触でしたか?

(菊池)やっぱりいつ来ても良い球場だなと思いましたし、久しぶりに投げられて野球選手として嬉しく思います。

-そして今日のピッチングでしたが、立ち上がり2失点でした。その後はどうでしたか?

(菊池)終始リズムが悪くて、本当に野手の方には迷惑かけているんですけど、走者を出しながらも何とか粘り強く投げられましたし、本当に銀さん(炭谷)のリードとかファインプレーに助けられてましたね。

-6回2アウト満塁のピンチをしのぎました。あの時はどういう気持ちだったんですか?

(菊池)銀さんに喝を入れられて「気持ち出してこい」と言われたので、気持ちで負けないように投げました。

-そして今日勝ちまして4月19日以来の勝ち星でした。久々ですね。

(菊池)どんな形でも勝ち星というのは一番のご褒美というか栄養になると思うので、これを良い機会に次頑張りたいと思います。

-チームも交流戦に入って初めての連勝。また西武ドームに戻っての試合があります。

(菊池)前半戦というか本当に序盤、僕のピッチングで迷惑をかけっぱなしだったので、これから少しずつでもチームに恩返しできればなと思います。

-おめでとうございました! 今日のヒーロー、菊池投手でした!

伊原監督コメント

菊池はコントロールだけだね。今日もフォアボールからの失点だからね。
でも2回以降はよく粘って投げたよ。
これからもっとよくなってくると思う。

メヒアはいい形でのバッティングができている。
昨日いい勝ち方をしたので、今日も同点に追いついて流れがきたね。
大崎、森本もよくやっている。
控えの層も厚くなってきた。

やっと岸以外のピッチャーで連勝できたので、心強い。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート