試合情報

8連戦の初戦は、本拠地･西武ドームで迎えるファイターズ戦。9番･木村と、移籍後初めて1番でスタメン起用された渡辺、そして2番･大崎の新打線が機能して、4対1と勝利しました。

1回裏、渡辺が相手先発･メンドーサの外角への直球を鮮やかな流し打ち。右前安打を放って出塁します。続く大崎は的確に犠打を決めて渡辺を2塁に進め、好機を演出。得点にはつながりませんでしたが、まずは渡辺が好調な打撃を披露します。

試合が動いたのは3回裏。1死から木村が左中間に二塁打を放つと、続く渡辺が右方向にゴロを転がして木村を3塁へ進めます。すると大崎が、メンドーサの高めの球をかぶせるようにたたいた打球は二遊間を突破。「8連戦の初戦、絶対勝つために貢献したい」と熱い気持ちをこめた一打で先制点を呼び込みました。

5回裏は2死から木村が四球で出塁して2塁へ盗塁を決めると、渡辺が「キム(木村)がフォアボールから盗塁でチャンスを広げてくれたので、何とか返そうと思いました」と、メンドーサの変化球を引きつけて中堅手の前にはじき返す適時打で追加点を奪取。さらに渡辺も2塁へ盗塁を成功させると、大崎が外角の変化球を打ち返して二遊間を破り、この試合2本目となる適時打を放ち、3対0とリードを広げました。

さらに8回裏、先頭打者として打席に入った大崎が左前安打を放ち、今季2度目の猛打賞獲得。これが4点目のダメ押し点につながりました。

先発･牧田は序盤から走者を背負う苦しい投球が続きながらも、要所を締める投球で6回まで無失点に封じ込めます。7回表に一発を浴びますが、後続を断って反撃を封じました。7回を126球、被安打4、奪三振4、与四球3、失点1の投球内容で、今季2勝目を手にしました。

明日の夜に行われる4月最後の試合も勝利して、5月攻勢に弾みをつけたいところです!

-2勝目をあげました牧田投手です。おめでとうございます!

(牧田)ありがとうございます!

-7回、126球を振り返って、いかがでしょうか?

(牧田)そうですね、ちょっと序盤は球数が多くて、長いイニング行けなかったんですけど、自分なりのピッチングができたと思います。

-今日は「平常心」ということもポイントにあげていらっしゃいました。

(牧田)ピンチでも、自分らしい、いつも通りのピッチングができればいいかな、と思っていたので、その中で平常心で行けたかな、と思います。

-5回を守り切った後、グラブをたたいてベンチに戻る姿がありました。

(牧田)そうですね。何としても点はやりたくないと思ったので、その表れだと思います。

-そして今日は味方も、打つ方でも守りでも、もり立ててくれました。

(牧田)非常に助かりました!

-8連戦の初戦を取ったのも大きいんじゃないでしょうか?

(牧田)連戦なので、自分が長いイニングを投げて中継ぎ陣をそこまで使わないように行ければよかったんですけれども、ちょっと球数が多かったんで7回で交代ということで。はい。

-そのあたりは今後の課題ということでしょうか?

(牧田)1球が大事ですけれど、やっぱり1球で打たせることも大事なので、もうちょっと球数を少なくいければよかったと思います。

-それでもこの勝利、ファンのみなさんもたくさん喜んでくださっています。今後の意気込みをお願いします。

(牧田)いつも通りのピッチングで、また勝てるようにやっていきたいと思います!

-続いては、打のヒーロー、今日猛打賞の大崎選手です。ナイスバッティングでした!

(大崎)ありがとうございます!

-まずは3回のタイムリーからお聞きしましょう。高めのボールでしたが、狙っていましたか?

(大崎)いえ、2ストライクと追い込まれていましたので、なんとか詰まってもいいやと思ったら、反応しました。

-その反応した後、打った瞬間はいかがでしたか?

(大崎)先取点なので、次のことを考えていました。

-その次、しっかり結果を出して、ヒットを続けて今日2打点、そして猛打賞です。大崎選手自身、この手応えはどのように感じていらっしゃいますか?

(大崎)3安打打つことはたまたまだと思うんですけど、1球1球、今日は集中できました。

-その集中した結果、今シーズン初めての、このお立ち台です。いかがですか?

(大崎)おごることなく、明日に向けて頑張りたいと思います!

-それではあらためて、ファンの方にメッセージをお願いします。

(大崎)8連戦、まず1つ取りました。明日も頑張ります。応援よろしくお願いします!

絶対に負けられないゲームでした。
今日はエースに近いピッチャーが投げているからね。
いつもの牧田らしいピッチングで、良かったと思う。

1、2番に入ったベテランの2人がいい味を出している。
木村は四球を選んで出塁し、盗塁を決めてくれたね。
木村の足からすれば今日のバッテリーよりも勝っているだろうと思い、盗塁のサインを出した。

今日は木村が今季初めてセンターを守ったけど、
相手投手に対して打線の組み方などで、センターを守ることは今後もあり得るよ。

牧田の球数、相手の打線を考えながら8回は先に十亀をマウンドへ送り込んだ。
今日は高橋が締めたけどランディ(ウィリアムス)をはさんで、流動的にうまく3人で回していきたいと思う。

今まで1勝2敗のペースで来ているので、3タテはおこがましい。
まずはカード勝ち越しを目標にして頑張っていきたい。