試合情報

カード勝ち越しをかけたホークスとの勝負は、序盤に打ち合いへ発展。ライオンズは2回に先発･レイノルズをあきらめ継投に入るなど必死に勝利を目指しましたが、相手打線の勢いを止められず3 対14で大敗を喫しました。序盤に打撃でチームをけん引した上本と永江の活躍を振り返ります。

久しぶりに先発マスクをかぶった8番･上本が、得意の打撃でチームに貢献します。1対5と大きくリードされて迎えた2回。相手先発･ウルフが立ち直る前にしっかり攻めていきます。無死1塁から甘く入ったボールを引っ張り、鋭いライナーが右中間を破る適時二塁打に。自身今季初打点で反撃ののろしを上げ、続く9番･永江の適時二塁打も呼び込みました。「1点取ってもらったのに5点取られてしまったので、なんとかこれからいける状況にしたかったです」と、初回の5失点に捕手としての責任を感じての一打。永江も「無我夢中で打ちにいきました」と、逆転への望みをつなぐべく必死の打撃を見せました。

また、今季マリーンズから移籍した中郷が2回に初登板。相手の流れを断つための重責を果たすべくマウンドに上がると、2人の走者を出したものの続く内川、李大浩といった一発のある打者を打ち取り無失点に。強力打線を相手にリリーフの役割を成し遂げました。カーブとフォークを使った投球術で、今後もその力を発揮していきたいところです。

あさってからホームに戻りファイターズとのカードがスタート。本拠地の大声援を受けて上昇のきっかけをつくりましょう。

今日は負けられない試合だった。
昨日から先発投手に今日は3点勝負と言っていた。
先発が打たれたら総動員で戦うと。
ああいう形でやられるとどうしようもない。

レイノルズはコースにビシッビシッと決めないと相手は重量打線だから。
先発としてもう1回頑張ってもらいたい。