試合情報

菊池と大谷の「怪物」対決がついに実現。スタンドにも大勢のファンが集まり注目を集めた一戦になります。菊池は力みがあったのか3回に制球を乱すも、6回を投げきる粘りを発揮。一方の打線は大谷からたびたび好機をつくるも決定打が出ず、2対3で接戦を落としました。

初回から157キロの直球を投じるなど全力で向かってくる相手先発･大谷。打線は続く2回も2者連続三振を喫しますが、ここから下位打線が力を発揮します。2死走者なしから8番･炭谷は直球で追い込まれますが、続く変化球を読んで捉えた打球は、左中間を襲う二塁打になります。そして、今日スタメンに抜てきされた9番･森本も、外角の変化球に食らいつきます。飛球が右中間をしぶとく抜けていき、これが価値ある先制適時三塁打に。「大谷、はぇ～～～!」とおどけて見せた森本ですが、自画自賛の「ナイスヒットでした」という言葉も忘れません。

また、昨日の試合で特大の本塁打を放った2番･木村が、この日も快音を響かせます。大谷に対し2本の二塁打と安打を記録する3安打猛打賞の活躍。2対3で迎えた9回には2死走者なしで打席に立つと、5番手･増井から大きな飛球を放ちましたが、惜しくもフェンスまで届かず。しかし、最後まで粘りの野球を体現しました。打者としての天賦の才能が、確実に花開きつつあります。

明日はまだ勝利のないレイノルズが先発。得意の打たせて取る投球でファイターズ打線を翻弄し、来日初勝利を手にしましょう。

雄星(菊池)は3回裏、どうしてしまったのか。
あの回以外は、よくしのいだ。

物足りない面もあるが、3点で抑えているからね。
考え過ぎるところがあるから、考え過ぎずマウンドでもっと表現していいと思う。

攻撃に関しては、チャンスはあったが1本が出なかった。