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2014.03.28 FRI
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vs楽天 第1回戦

伊原新監督を迎えてスタートする2014年シーズン。新生ライオンズの開幕戦は、昨季、目の前での胴上げを許した同じ相手、同じ場所です。昨季の覇者・イーグルスとの因縁の対決は1点を争う投手戦となりましたが、1点差に泣き1対2で惜敗を喫しました。

エースを継承した岸が、2年連続となる大役を任され先発マウンドへ。立ち上がりから切れのある直球を使い、先頭の岡島を3球三振に仕留めるなど初回を3人で料理。大声援の飛び交う西武ドームで、落ち着いた立ち上がりを見せます。

岸は続く2回、松井稼に低めの変化球をうまくすくわれ先制の2点本塁打を許します。しかし、これで動じないところがエースを託される所以なのでしょう。4回には無死1,2塁とされるも後続を打ち取り切り抜けると、続く5回には無死2,3塁の大ピンチを迎えます。しかし、ここも相手の上位打線に対して低めを意識して投げ、3つの浅い飛球で無失点に抑えます。

100球を超えた7回もマウンドに上がった岸。ここで気力を振り絞り、先頭の松井稼に対してこの日最速となる146キロの直球を投じるなど、無失点に抑えて降板。自身でも「粘れました。よく粘れました」と振り返るように打線の援護がない中でも我慢の投球を続け、7回を115球、被安打7、奪三振3、与四球1、失点2と粘投。敗戦投手にこそなったものの、先発の役割を十分に果たしました。

打線では、伊原新監督の指揮のもと、新生ライオンズを担う一員として大きな期待を背負う熊代が活躍。自身初となる開幕スタメンで、早速結果を出しました。

0対2で迎えた3回。8番・炭谷が相手先発・則本からチーム初安打を放ったのを皮切りに2死2塁とすると、2番・熊代が内角への直球を振り抜きます。詰まった飛球となるも振り抜いた分伸びていき、右中間で弾む適時二塁打に。ベンチの起用に応えることができました。

明日の両先発は菊池と塩見。左腕対決を制し、今季初勝利を挙げましょう。

伊原監督コメント

相手の先発・則本は日本一のチームのピッチャーだからね。
そうそう打てるものではないですよ。
でも最後の最後まで追い詰めたことは、次に投げる時にプレッシャーとなるのではないかな。

岸はランナーを出しながらも、粘っこい投球をしていた。
さすがエースらしいピッチングをしてくれたと思う。
ホームランを打たれたのは配球ミスだったと思うけど、この反省を次に生かしてくれるはず。

やっぱり3番、4番、5番のクリーンアップというのは、相手バッテリーは全神経を集中して抑えにいく場面。
しかも相手が則本だったらそう簡単には打たせてもらえない。
でも、見逃していたわけじゃなく、向かっていったからね。明日からやってくれると感じている。
8回にヒットで出た栗山に代走で斉藤を出したけど、彼は走ったり守ったりするためにベンチへ入っている。
盗塁を決めて、良い走りを見せてくれた。

ランナー1塁の場面では送りバントでランナーを進めたけれど、良いピッチャーが出てくるとなかなか点が取れない。
そこで何とか2塁へ進めることを考えなくてはならないからね。

木村は得点圏にランナーが居る場面では、かなり前に守らせていた。
野球というのは外野の後ろに飛ぶ打球よりも、前に飛ぶ方が明らかに多い。
あの場面で1点を許したら、ダメ押しとなってしまう。
最善を尽くさなくてはならない場面だよ。

開幕戦黒星スタートとなってしまったけれど、関係ない。
エースの投げ合いだったし、何度も言うけど則本は日本一のピッチャー。敬意を表します。
監督として久々の公式戦となるけど、年を取ったしね。
気張ることなく、普段通りで頭も冴えていたんじゃないかな。

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