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2013.08.27 TUE
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vs北海道日本ハム 第18回戦

0.5ゲーム差に迫るファイターズとの3連戦。札幌ドームに乗り込んでの初戦は、負ければ借金生活、5位転落のピンチでしたが、4対3と白熱するクロスゲームを制しました。

負けられない一戦で火を噴いたのは、4番・浅村のバットでした。岸が先制点を献上した直後の5回表、2死満塁で打席に入ると、相手先発・木佐貫の低めの球を打ち返し、打球は二遊間を突破。「シュートかな。リードされていてチャンスで回ってきたので、何とか1本打てて良かったです」と語る一打で、2人の走者が生還。2対1と逆転する適時打となりました。

さらに圧巻だったのは7回表の第4打席。2対3と逆転を許した直後の攻撃で、2死1塁の場面で打席が回ります。ここで相手の2番手・石井のスライダーを引っ張った打球は高々と舞い上がり、左翼席に吸い込まれます。「スライダーです。1球で仕留めることが出来て良かったです」と、4番打者としての最高の仕事を振り返った浅村。劇的な24号2点本塁打で4対3と、再び逆転に成功した一発は、試合を決めるものでした。

浅村はこの試合4打点をマークして今季は87打点となり、100打点、そして打点王のタイトルが見えてきました。

投手陣の中では、先発・岸の後を継いだ2番手・涌井の投球が見事でした。浅村の逆転弾が飛び出した直後の7回裏、四球と犠打で1死2塁、一打同点の場面で涌井がマウンドに送られます。大引は四球で歩かせますが、続く陽に三塁手正面のゴロを打たせて、見事に併殺斬り。先発投手としてはなかなか結果が残せずにいた涌井でしたが、自分の居場所をしっかりとアピールする登板となりました。

連敗も3でストップして、貯金も1つできました。試合後には渡辺監督も「チーム状態の良くない中で、よく競り勝ったので、明日も取らないと」と気合いを入れ直しました。ファイターズに連勝を決めて、上昇気流に乗りましょう!

今日のヒーローは、浅村選手です!

-ナイスバッティングでした!

(浅村)ありがとうございます!

-まずは5回、1点リードされての展開でした。どんな気持ちでバッターボックスに入りましたか?

(浅村)満塁だったので、一本出れば2点は返ると思って、気持ちで打ちました。

-狙っていましたか?

(浅村)はい。ヒットは狙っていましたね。

-そして、再びリードされて迎えた7回、ランナー1塁での展開でしたが、こちらはどんな気持ちで打席に入りましたか?

(浅村)あれは後ろにつなぐ気持ちでというか、後ろは秋山さんなので、なんとか後ろにつないで、塁をためて、そういう気持ちでした。

-打った後しばらく、ゆっくりと見つめていたんですけれども、どんな感触だったのですか?

(浅村)今年の中でも結構良い当たりで、打った瞬間に「行った」と思ったので、ちょっと調子に乗りすぎました。

-チームの4打点全て、浅村さんのバットであがりました。

(浅村)はい。まぁこういう日もあると思います。

-これで打点87で、リーグトップ継続となりました。

(浅村)そうですね。まだ試合も三十数試合あるので、まぁあまり考えずに、一試合、一試合を大事に戦っていきたいと思います。

-これでチームの連敗はストップしました。明日からもまだまだ戦いがありますけれども、意気込みをお願いします。

(浅村)今日勝ったことを無駄にしないように、明日からまた頑張っていきたいと思います。

渡辺監督コメント

相手的にも浅村の前にランナーを出さないように言ってると思うし、ワンマークの中であの勝負強さはいいね。
岸は序盤の相手の攻撃を抑えて、よく投げてくれた。
小谷野に投げた初球は気を付けないといけない所なのに、簡単にいってしまったけどね。
ここ最近カードの頭が取れていなかったので、岸はエースとしての仕事をしてくれた。
チーム状態の良くない中で、よく競り勝ったので、明日も取らないと。

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