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2013.08.08 THU
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vs北海道日本ハム 第17回戦

ファイターズとの今カード最終戦。延長戦にもつれる死闘は10回に2死満塁の好機を作るも相手の好守に阻まれると、11回に勝ち越しを許し1対2で接戦を落としました。

連夜のサヨナラ劇とはいかなかったものの、9月で41歳となるチーム最年長の西口が、満を持して今季初先発。本人も「力を使いきりました」と語った力投を振り返りましょう。

立ち上がりは制球が定まらず、初回から2本の安打で無死1,3塁の大ピンチを迎えた西口。しかし、ここから修羅場をくぐり抜けてきた経験が生かされます。アブレイユは外角へ外れていくスライダーで誘い空振り三振に仕留めると、続く中田、稲葉といった怖い打者を凡打に打ち取り無失点。ピンチの中でしっかり制球を修正します。

杉本投手コーチが「腕が振れていて躍動感のあるピッチングをしている」と評価するように、伝家の宝刀・スライダーとシュートを両コースにしっかり投げ分け、無失点投球を続ける西口。先制点をもらった直後の6回表も2死まで奪いましたが、投球中にアクシデントが起こり残念な途中降板となりました。しかし、5回2/3を投げて100球、被安打5、奪三振4、与四球3、無失点という内容で、先発の役割を十分に果たしました。首位・イーグルス追走に向け、大きな戦力が戻ってきています。

打線では、2番・渡辺直が粘りの打撃で先制点をもたらしました。

0対0で迎えた5回裏。相手先発・ウルフに対し2死満塁として、渡辺直が打席へ入ります。相手バッテリーは意表を突いてカーブを連投し、カウント0-2と追い込まれますが、この後粘ってフルカウントまで持ち込みます。そして6球カーブが続いた後の7球目。低めに外れる速球を冷静に見極めて押し出し四球に。渡辺直らしい渋い活躍で先制点を呼び込みました。

昨夜9回裏の逆転劇でも、渡辺直は四球を選び浅村のサヨナラ弾につなげています。粘りのある打撃は、若い選手たちの手本にもなるでしょう。

また、9回から登板し2つの三振を奪った涌井が、プロ通算1,000奪三振を記録。球史にその名を刻みました。この日は2イニングスを無失点に抑えており、中継ぎに移った8月はここまで好内容が続いています。

明日からは京セラドームに移りバファローズとの3連戦がスタート。新たな気持ちで次の戦いに臨みましょう。

渡辺監督コメント

西口が本当に良いピッチングをしていたと思う。(打線は)今日はちょっと雑な感じがした。やっぱりやるべきことができていなかったって部分が一番。

(秋山について)
(10回の打席に関しては)大したことは言っていない。そういう場面でやるべきことができていなかったということ。

(西口について)
ちょっとつり気味?みたいだったが、多分大丈夫。新たなスタートだと思っていたはず。ベテランの投球を見習ってほしい。

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