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2013.06.30 SUN
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vs北海道日本ハム 第12回戦

ファイターズとの3連戦の最終戦は、リードを奪うも追い付かれる苦しい展開となりましたが、8対4で勝利。連敗を3でストップさせました。

7回裏、4対4と追い付かれた直後、なおも2死1,2塁と一打逆転のピンチでマウンドに送り出されたのは、ルーキー・増田。日曜日の札幌ドームに詰めかけたファイターズファンの大合唱を背に受けて、5番・小谷野と対峙します。

思い切りよく腕を振り切った増田は、カウント2-2からの5球目、内角に直球を投げ込むと、ドン詰まりのゴロが増田の方向に転がります。拾い上げた増田は落ち着いて処理。厳しい場面を切り抜けました。

直後の8回表に味方が勝ち越したため、増田はうれしいプロ初白星を獲得。直球の威力が増してきたルーキー右腕が、北の大地で大きな一歩を踏み出しました。

増田に初白星をもたらした決勝打の場面を振り返りましょう。8回表、1死満塁となった場面でファイターズは投手を宮西から増井にスイッチ。打席には「監督に「ここはお前で決めてこい」と、言われ気持ちが楽になりました」と、途中出場の熊代がそのまま向かいます。カウント1-1からの3球目、内角高めに投じられた151キロの直球をコンパクトに振り抜いた打球は、左翼手の前で弾みます。3塁走者が生還して、5対4と勝ち越しに成功。「自分でも初戦の失敗があったので、ここで決める思いで打ちました」と語る男の熱い気持ちが決勝点を生み、そこからさらに3点を追加するビッグイニングへとつながりました。

5月18日以来となる先発出場を果たしたルーキー・金子は、思い切りの良い打撃を見せました。2対2の同点で迎えた7回表、2つの四球などで2死1,2塁となった場面で打席に入り、相手の3番手・矢貫と対します。ボール先行でカウント2-0となった後の3球目、真ん中高めの直球を右中間に引っ張った打球が、浅めに守っていた外野手の頭上を越え、2人の走者を一掃する2点適時三塁打を放った金子。4月28日以来の打点をマークしました。シーズン序盤、好調なチームの象徴だったルーキーが、7月の反攻に向けて戦線復帰です。

さぁ、明後日から京セラドームで始まるバファローズとの3連戦を皮切りに、貯金を積み重ねる一ヶ月にしましょう!

今日のヒーローは、熊代選手です!

-8回の決勝タイムリー、おめでとうございます!

(熊代)ありがとうございます!

-8回、チャンスの場面で打席が回ってきました。どんな思いでバッターボックスに入ったのですか?

(熊代)この3連戦の初戦で、僕の走塁でチームの雰囲気が悪くなっていたので、なんとかこの3連戦のうちに取り返したいな、という気持ちもありましたし、「自分で決めてやろう」という強い気持ちを持って打席に入りました。

-監督からもアドバイスがあったそうですね?

(熊代)「ここはもうお前が上に立ったつもりで、上から行け」と言われたので、気持ちがちょっと楽になりました。

-速い、厳しいコースのボールだったと思いますが、打った瞬間はいかがでしたか?

(熊代)打った瞬間に飛んだコースがヒットコースだったので、思わずガッツポーズが出ちゃいました。

-今月は20打数8安打、打率.400と好調ですけれども、この要因はどう感じていますか?

(熊代)とにかく自分のできることを日頃からしっかりやっている結果だと思います。

-今日はチームが勝率5割に戻った中での戦いだったんですけれど、ベンチの雰囲気はいかがでしたか?

(熊代)昨日試合が終わった後に、監督から「もっと楽しんでいこう」と言われたので、とにかくみんな今日、勝率5割に戻ったところでもう一度仕切り直しということで、楽しくできたんじゃないかな、と思います。

-月も変わります。これから厳しい夏場の戦いに向けて、チームを代表して意気込みを聞かせて下さい。

(熊代)また、今日の1勝から勝ち星を積み重ねていけるように、しっかり頑張っていきたいと思います。ありがとうございました!

渡辺監督コメント

熊代は気持ちで打った。
本人には相手の方が苦しいから上から見て行けと言った。
あの打席は本当に気持ちが入っていた。

金子もあの場面で良く打ったし、増田も追いつかれて1点もやれない場面で逆転されずに終わった。
相手のミスもあったけれど、よく粘った。

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