試合情報

順位を上げるためにも負けられない3位･イーグルスを西武ドームに迎えての勝負。しかし、投手陣がイーグルス打線の猛攻にあい中盤に引き離されると、打線は過去13度土をつけている相手先発･田中を攻略し切れず、0対11で敗戦。田中との相性の良さを生かせず、大敗を喫しました。

序盤に先発･牧田が粘りの投球を見せる中、ライオンズ打線は田中から先制の好機を何度か作りました。ここであと一本が出ていれば流れは違っていたかもしれません。1死走者無しから、一振りで得点のチャンスを作った永江のバッティングを振り返りましょう。

3回裏に1死から打席に入った永江。田中の内角への直球に力負けせず引っ張ると、鋭いゴロが1塁線を破ります。打球の行方を冷静に見た永江は、2塁を蹴って3塁へ。返球をものともせず3塁へ到達し、プロ入り後初となる長打を記録しました。球界を代表する投手から長打を打てたことは、本人にとって大きな自信になるはずです。今日のような思い切りのよさを自分のものにし、今後も好機を演出していきましょう。

投手陣では、6回表に3番手･山本が今季初となる1軍のマウンドへ。不運な当たりもあって1点を失いましたが、続く満塁のピンチはしのぎました。次回の登板ではテンポよく投げ、まずは好結果を出したいところです。

Aクラスへ再浮上するためにも気持ちを切り替えて明日のイーグルス戦に臨み、勝利をつかみ取りましょう。

マー君(田中)はここというところで力を出せる投手。スコアリングポジションにランナーを置いてからの粘りが彼の今年の成績にもなっている。
何とかチャンスをつくって、その少ないチャンスをものにしなければいけなかった。

牧田がああいう形でやられて、まだ格の違いがあるかなと。序盤は粘っていたが、流れが変わるところで踏ん張ってほしかった。

(7回の攻撃の前の円陣について)明日からも試合があるし、このままズルズル終わると応援してくれているファンにも申し訳ない。はっきり言って大人と子供みたいな試合だった。
選手は一生懸命やっているのはわかるけど、プロだから。そこらへんは自分のやるべき事をしっかりやらなくてはいけない。
思い切っていった結果はこちらの責任だと思っている。しっかり反省してまた明日切り替えていくしかない。