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2013.06.01 SAT
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vs東京ヤクルト 第4回戦

野球は最後のアウトを取るまで何があるか分かりません。1点差で迎えた9回2死走者なし。勝利を目前とした先発・岸でしたが、ここでスワローズの4番・バレンティンに同点ソロ本塁打を浴びてしまいます。

それでも、昨日サヨナラ勝ちしたチームには勢いがありました。延長戦に入った10回裏に栗山が適時打を放ち2日連続のサヨナラ勝ち。昨日に続いて再びバーネットを攻略して今季対スワローズ4戦4勝とし、スタンドを歓喜の渦に巻き込みました。

2対2の同点で迎えた10回裏。制球の定まらない相手投手・バーネットから2つの四球などで1死1,2塁として3番・栗山が打席へ入ります。ここでカウント3-1からストライクを取りにきた直球を振り抜きました。打球は外野の頭を悠々と越えて2塁走者が生還。昨日の浅村に続いて劇的勝利を演じたキャプテンが、チームを4連勝へ導きました。

先発・岸は最後の最後に白星を逃したものの、前回登板で得た手応えを確かなものとしています。

杉本投手コーチが「どの球種でもカウントを取れている」と話すように、立ち上がりから球の切れと制球が抜群でした。初回、岩村に対してカーブでタイミングを外し空振り三振に仕留めると、2回には3者連続三振を奪って前の回から4者連続三振。序盤は完璧に相手を封じます。

3回に先制点をもらった直後の4回表は連打で無死1,2塁とされるも岩村、バレンティンを抑えピンチを脱出した岸。8回には1点差に迫られなおも2死2塁と緊迫した場面を迎えましたが、山田に対して外角に決まるこん身の直球で見逃し三振に仕留めます。この瞬間ガッツポーズを見せ、気迫の投球でリードを死守しました。

今日の岸は9回を投げて131球、被安打6、奪三振12、無四球、失点2。9回まで毎回三振を奪ったのは、ライオンズでは2009年の涌井以来と、最後まで球の切れが生きていました。次回の登板では完全復活にふさわしい白星を手にしてくれるでしょう。

明日からはセ・リーグ首位のジャイアンツを西武ドームに迎えてのカード。前回は悔しい連敗となっただけに、連勝してリベンジを果たしましょう!

今日のヒーローは栗山巧キャプテンです!

-2日連続で劇的な勝利を収めました。お気持ちはいかがですか?

(栗山)本当にうれしいですね。もっと早い段階でゲームを決められたら良かったんですけど、何より勝てたので良かったです。

-延長10回1アウト1、2塁の場面でした。素晴らしい集中力だったのではないでしょうか?

(栗山)二打席セカンドゴロを打っていたので、今度はもうセカンドゴロは打たんとこうと思って思い切っていきました。

-ご自身これで4度目のサヨナラヒットになりました。

(栗山)今日が一番うれしいです!

-さすが、頼もしいキャプテンですね。

(栗山)ありがとうございます。

-ヤクルト戦はこれで9連勝です。相性の良さは感じますか?

(栗山)それは全然意識していないんですけど、どのゲームでもどこが相手でも、負けないというのはいいことなので。来年になりますけどこれからもがんばりたいと思います。

-今日から月も変わって良いスタートを切れたのではないでしょうか?

(栗山)そうですね、最高のスタートを切れたと思います。

-明日はジャイアンツを迎えての戦いとなります。意気込みをお願いします。

(栗山)絶対勝つんでまた応援に来て下さい! ありがとうございました!

渡辺監督コメント

(2日続けてのサヨナラ勝利)本当は逃げ切らなければいけないゲームだった。
最後の詰めで同点に追いつかれたけれど、裏の攻撃なのでランナーが出ればチャンスはあると思った。最後はクリ(栗山)がきっちり決めてくれた。

(栗山について)ここのところそれほど状態は良くなかったが、集中力、本来の勝負強さを出してくれたと思う。

(サファテについて)今年は状態も良いし、勝ち運を持っている。岸があれだけがんばって投げていたので先発に勝ちがつくのが一番いいけれど、なんとか勝てたのは良かったと思います。

(12奪三振の岸について)本来の岸の姿に戻ってきている。前回と今回で安定感のあるピッチングをしてくれた。ナイスピッチングです。

(4連勝について)交流戦はパ・リーグ同士の戦いがないので勝っていかないとなかなかゲーム差が縮まらない。勝つということがチームのモチベーションになっている。
明日からのジャイアンツ戦は、前回2連敗してしまったので2連勝するつもりで行きたいと思います。

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