試合情報

終盤に追い付かれた試合は、2対2のまま延長戦に入ります。勝利へ必死の戦いを見せたものの、11回裏に失点しまさかのサヨナラ負け。昨日に続き今日の天王山第2ラウンドにも敗れ、首位の座を明け渡しました。

試合には敗れましたが、1点を争うゲームで4番･オーティズと5番･ヘルマンの両助っ人が好機をものにしました。

初回、マリーンズ先発･藤岡の制球が定まらないところをじっくり攻めて2死1,2塁の好機を作り、リーグ首位打者のヘルマンが打席へ入ります。「自分の打てる球をしっかり待って打ちにいったよ」と振り返ったヘルマンは外角の直球を右方向に打ち返し、一二塁間を抜ける先制の適時打となりました。

4番に座ったオーティズは1対1で迎えた5回表。栗山の安打などで1死1,3塁として打席に入ると、低めの難しい変化球をうまく拾い左翼で弾む勝ち越し適時打に。「何とか前に飛ばそうと必死だったよ」という当たりで、5月4日に1軍再合流して以来初めての打点を記録しました。今日の活躍を機に、本来の勝負強さと長打力を発揮していきましょう。

先発･野上は序盤に球がやや高くなりながらも最小失点で抑えていくと、勝ち越してもらった直後の5回裏のピンチでは二塁手･山崎の好守に助けられてリードを死守します。

その後野上は尻上がりに調子を上げていましたが、勝利が見えてきた8回裏、井口にまさかの同点弾を許してリードを守り抜くことはできませんでした。それでも、8回を投げて108球、被安打6、奪三振2、与四球3、失点2、自責点1という内容で試合を作っています。

次回のマリーンズとの対戦は交流戦の後。「ライバルシリーズ」と銘打った7月5～7日の3連戦です。次はリベンジを果たすべく、チームの状態を上げていきましょう。

野上はそのままいけばよかったけど、痛い一発を食らった。もったいなかったね。
この2戦はミスが多かった。次の試合が交流戦前最後のカードだからしっかり戦います。

大石は弱い所が出た。
先頭打者がフォアボールでは流れがよくない。しっかりやってもらいたい。

打線もボール球を振りすぎている。
このところチャンスで湿り気味なので、何とかしないといけない。
今日のゲームは取らなくてはいけなかった。