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2012.09.11 TUE
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vsオリックス 第20回戦

リーグ優勝に向けて正念場となる9連戦がいよいよスタート。まずは連敗を止める白星を挙げて連戦好スタートを切りたいバファローズ戦は接戦となります。7回裏に勝ち越して2対1としますが、9回表に2点を奪われ、2対3でまさかの逆転負け。2位・ファイターズが勝利したため、首位陥落となりました。

最後の最後に力尽きてしまいましたが、先発・岸が粘投を見せました。

岸は3回まで毎回走者を出しながらの投球となります。しかし、杉本投手コーチが「調子は悪くない」と評した通り、ここから調子を上げていきます。変化球を多投し始めた4回表は中軸を完璧に抑え、この試合初めての3者凡退に抑えると、続く5回表も3人締め。わずか1点のリードを守ります。

6回表には不運な当たりで同点とされるも、勝ち越してもらった直後の8回表は無失点に抑え、ここで降板。8回を投げて120球、被安打5、与四球2、失点1という内容で、相手先発・木佐貫に負けじと熱投を演じました。

毎回のように好機を作りながらも、相手先発・木佐貫の落差あるフォークに苦しんだ打線。その中で、浅村と中島の2人が得点を呼び込みました。

初回、相手先発・木佐貫に対し先頭の浅村が三塁打を放つと、1死となって打席には3番・中島。初球、低めの変化球をしっかり右翼の深い所へ打ち上げ、犠飛には十分な飛距離となって先制に成功します。「点を取れる状況だった」と中島が話すように、浅村が先制のホームを踏むのに最高の状況を作りました。

そして1対1と同点とされて迎えた7回裏には、再び浅村と中島の打撃が流れを変えます。この回先頭の浅村が8月19日以来の猛打賞となる安打を放つと、1死となって打席に入った中島が初球を捉え、弾丸のような飛球が左中間へ。この当たりで1塁走者・浅村が一気に生還。2対1と勝ち越しとなる貴重な適時二塁打となりました。また、これがリーグ単独トップとなる29本目の二塁打となっています。

浅村は打撃だけでなく、足でも活躍。3回裏に2本目の安打で出塁すると、相手バッテリーの隙を突き今季9個目の盗塁成功。さらに左飛の間にタッチアップで3塁を陥れる好走塁を見せ、好機を演出しました。

今日は2位・ファイターズが勝利したため、首位の座を明け渡しました。しかし、まだゲーム差は1。このままズルズルいかないためにも、まずは連敗を止めるために明日のバファローズ戦を制しましょう。

渡辺監督コメント

(涌井について)今まで築き上げてきたものをここからのゲームの中で水の泡にするかどうかは涌井次第。
そうなっても涌井を後ろにおいているわけだし、ここからのことはもっと自分に自信を持っていかないと。
ライオンズのクローザーは涌井だし、もっと自分に自信を持ってバッターと勝負していかないと。

(打線は)今日は本当に自分のやるべきことができていなかった。
いろんな部分でミスが出た。当然サインの見落としなども出たし、そこらへんが今の時期になってやっているようじゃだめだと思う。
冷静に打席に入る時に判断して何が起こり得るのかどういうサインが出るのかいろいろ自分で頭の中に入れていかないと。

(涌井は)自分がやられたらしょうがないくらいに思っていかないといけない。
自分の精いっぱいのボールを投げてやられそうになったらもうしょうがないと思ってやらないと。
守りに入っているわけじゃないが、おっかなびっくりになっている。
それはクローザーだったらあり得る。
今までは順調にきていたわけだし今この時期にきてそういう形が見えつつあるからそれを克服していかないと。
自分でやっていくしかない。人に何かを言われようが関係ない。

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