試合情報

2対3で迎えた9回表、土壇場で同点に追い付きます。しかし、直後の9回裏に失策で出塁した走者に生還され、3対4でジャイアンツにサヨナラ負けを喫しました。

昨日は3三振を喫するなど無安打だった4番･中村でしたが、今日は全ての得点に絡む活躍を見せました。

初回、相手先発･東野から2番･栗山が安打を放つなどし2死1塁とします。ここで打席に入った4番･中村は甘く入った直球を完璧に捉えると、弾丸ライナーが左中間スタンドに飛び込む11号2点本塁打に。「先制点が取れて良かったです」と振り返った中村の3試合ぶりの一発は、久しぶりの安打にもなりました。

中村の活躍は打撃だけにとどまりません。2対3と1点ビハインドで迎えた9回表に1塁に出ると、相手バッテリーの意表を突いて今季2つ目の盗塁を決めます。これに焦った相手守護神･西村は暴投し、中村は3塁へ進塁。この好機で、5番･秋山はしっかりたたきつけて球を高く弾ませ、中村がダッシュして生還。中村の足を使った攻撃が、土壇場での同点劇を演出しました。

また、先発出場した7番･大崎が8回表に6試合連続となる安打で出塁。中島も9回表に7試合連続となる安打を打ち、好調を維持しました。

今日の試合について渡辺監督は「今日はいいゲームであったが、最終的にはミスした方が負けだね」と振り返りました。結果的にひとつのミスが明暗を分け、悔しさの残る試合となりました。明日からは神宮に乗り込んで行われるスワローズとの2連戦。気持ちを切り替え、チームの結束を固めて試合に臨みましょう。勝負所で守り抜いた先に、勝利が見えてきます。

今日はいいゲームであったが、最終的にはミスした方が負けだね。

平野はそのまま投げてもやられそうだったので今日は早めの継投にした。

このような競り合いになったときに終盤に点を取られてしまうのがうちの最重要課題だから、そこをしっかりしないといけない。