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2012.05.17 THU
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vs横浜DeNA 第2回戦

連勝を伸ばして弾みを付けたいベイスターズ戦。初回に打線がつながり3点を先制すると、援護をもらった先発・岸が反撃を許さぬ快投。最後まで投げ切り3対0で勝利しました。

連勝を今季最多タイの4に伸ばした立役者は、2010年6月6日以来の完封勝利を挙げた岸に尽きます。

先発・岸は3点を先制してもらっても、立ち上がりから隙を見せません。切れのある直球で荒波、梶谷の1,2番をいきなり連続三振に仕留める最高の立ち上がり。2回裏は得点圏に走者を置きますが、ここも三振を奪うなどして無失点にしのぎます。

今日の岸の好投の陰には、頼れる内野陣の存在もありました。4回裏に2死1,2塁とされ、捕手とともに遊撃手・中島が岸の元へ向かい声を掛けます。すると、直後に初球を投じる前に2塁へけん制。中島が2塁へカバーに入って送球を受け、戻ろうとする2塁走者をタッチ。息の合ったプレーで相手の攻撃を封じます。

2回以降は援護をもらえなかったものの、「攻めの気持ちで投げてほしい」という杉本投手コーチの期待に応えて見事完封勝利。9回を投げて109球、被安打4、与四球2、奪三振9、無失点という素晴らしい内容でチームを勝利に導きました。

昨日2本の本塁打を放った中村が今日はストップするも、続く5番・秋山と6番・ヘルマンが中村の分をカバーするべく、初回にそれぞれ適時打を放つ活躍。3点を先制する原動力となりました。

特にヘルマンは、4回表にも安打を放って出塁。すると、初球から果敢にも盗塁を敢行します。強肩の相手捕手・黒羽根から2塁へ送られますが、勢いよくヘッドスライディングして2塁を陥れ、今季8つ目の盗塁を成功。攻走で存在感を見せました。

先制したら必ず勝利につなげる試合展開を作ることが、今後の戦いの上で大きなポイントとなります。ここまでの4連勝は全て先制しているだけに、今後の上昇をうかがわせる試合運びとなっています。明後日から始まるナゴヤドームでのドラゴンズ戦でも勝利し、連勝を伸ばしましょう!

-今日のヒーローは見事に今シーズン4勝目を完投、完封で飾りました岸孝之投手です!

-おめでとうございます。

(岸)ありがとうございます。

-わずか4安打に封じてのピッチングになりましたけれども、振り返っていかがでしたか?

(岸)強気強気で攻めていったのが良かったかなと思います。

-本当にテンポもリズムもいいピッチングになりましたが、今日のピッチングで一番良かった点はどこでしょうか?

(岸)最後までストレートの勢いが落ちなかったことが良かったと思います。

-完封勝利ということで綺麗に0を並べましたが、投げ切った気持ちの方はいかがでしょうか? 2010年以来の完封勝利となりましたが。

(岸)はい、疲れました。

-途中、4者連続を含む9つの三振を奪いました。

(岸)今日は風が強かったので、ゴロを打たせることを意識して低めに投げました。

-岸投手自身、これで4勝目となりました。味方打線も初回に3得点を挙げました。心強かったかと思いますが?

(岸)チームに今勢いがあるので、その勢いに乗れたかなと思います。

-これでチームは4連勝。交流戦は連勝スタートとなりました。乗っていけそうだと思いますが?

(岸)ひとつずつ借金を返して、貯金生活に入れるようにみんなで頑張っていきたいなと思います。

-名古屋で戦った後に本拠地・西武ドームに戻りますが、待っているライオンズファンに向けて力強い一言をお願いします。

(岸)これからもずっと応援してください。ありがとうございました!

-完封勝利した岸投手でした!

渡辺監督コメント

岸は、あの緩急でしっかり低めに投げていた。狭い球場で投げる鉄則。

打線は立ち上がりに不安のあるピッチャーを攻めたけれどその後のチャンスにもう1、2点取らないといけない。
その辺がもう少し。

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