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2011.11.05 SAT
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CSファイナルステージ vs福岡ソフトバンク 第3回戦

昨日は接戦を演じるも終盤に突き放されて敗戦。日本シリーズに進むためには4連勝のみという厳しい立場となってしまったライオンズ。背水の陣となった今日の試合では、今まで以上にチーム一丸となって勝利を奪いにいきたいところでしたが、延長戦までもつれ込んだ末に日本シリーズ進出を勝ち取られ、最後の最後でサヨナラ負けを喫してしまいました。

悔しい敗戦を喫したものの、「最下位からの挑戦」として挑んだこのシリーズにふさわしい、手に汗握る白熱の接戦を選手たちは展開してくれました。

特に今日先発したエース・涌井。レギュラーシーズンで発揮できなかった真価を、遺憾なく披露する姿は見事でした。

涌井は初回を難なく3人で切って取ると、5回まで許した走者は四球で出した松田のみ。いずれも打者3人で仕留めていきます。特に5回、いずれも一発のあるカブレラ、松田、小久保を3者連続三振に切って取り、圧巻の投球で相手強力打線を無安打に抑えました。

6回、連打と犠打で1死2,3塁とされますが、中堅手・熊代の好捕もあり無失点。7回はカブレラを併殺打に仕留めると、8回は無死1,2塁の場面で自ら見事なフィールディングを見せて犠打を阻止。要所を締める内容で、緊迫した投手戦を展開しました。

長谷川に同点打を放たれた延長10回2死までマウンドを守り続けた涌井。9回2/3を投げ127球、被安打7、奪三振6、与四球3、失点1。頼りになるその背中は、まさにエースそのものの姿でした。

「最下位からの挑戦」は福岡で終焉を迎えましたが、前半戦最下位という屈辱から這い上がり、レギュラーシーズン終盤に見せたすさまじい「勝利への執念」は、見る者の心を震わす見事な戦いぶりでした。

あまりに悔しい結末となりましたが、来季へ向けたスタートを切らねばなりません。2度も眼前で胴上げを見せ付けられたその悔しさを糧とし、必ず来年こそ、王座奪還を果たしましょう!!

渡辺監督コメント

こういう展開になって、涌井と勝負だと決めていた。
あと一人までいったけどこれも野球。
涌井は今年一番の出来だと思う。

(ホークスとの差について)全ての面で上回っている。
この差は大きい。来季は当然、しっかりとした戦力で戦っていく。
決して埋まらない差ではない。

今年一年、ここまで良くやった。
死にかけたチームがここまで上がってきた。良くがんばった。
来季はこのチームを壊すぐらいのつもりでいる。
出直してやっていきたい。

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