試合情報

一昨日、昨日と首位･ホークス相手に2試合連続で延長10回の引き分け。3連戦最終戦となる今日の試合は、先発のマウンドに通算2,000奪三振にあと1と迫った石井一を送りました。両先発の投げ合いとなった試合は6回に先制に成功するも、7回に逆転を許す展開。終盤にも追加点を許し、打線も攝津を打ち崩せず1対8で敗れました。

しかし今日の試合、ライオンズで光ったのは先発･石井一の投球でした。初回を無失点で抑えると、2回以降も走者を背負う中、ベテランらしい落ち着いた投球を展開。相手打線に先制のホームを踏ませません。

4回には1死1塁の場面で多村から見逃し三振を奪い、史上20人目となるプロ通算2,000奪三振を達成。その後2死1,3塁とピンチを迎えますが、長谷川から2,001個目の三振を奪い、無失点で切り抜けました。偉業を達成した石井一は波に乗り、5回、6回と3者凡退。7回に川崎の2点適時打で逆転され、自らの記録達成を白星で飾ることはできませんでしたが、巻き返しへ向けて戦う今後の登板が大いに期待されます。

また、女房役･銀仁朗も石井一を好リード。打っては3回に1塁走者･浅村を進塁させる犠打。6回には無死1塁の場面から見事にバスターエンドランを決める左前安打を放ち、好機を演出。続く栗山の先制となる中犠飛のお膳立てを果たしました。

今日の試合でも対ホークス戦の連敗を止められませんでしたが、明後日からは2位･ファイターズをホームに迎えての3連戦。上位猛追へ向けて負けられない戦いが続きます。夏休みで西武ドームに集まる大勢のファンへ勝利をプレゼントしましょう!

石井一はもったいなかったというより、前回と一緒で点を取ってもらった後にあのような形で取られてしまった。

下位打線につながれて、ピンチを作って一発で決められてしまう。ベテランらしくない。

3安打だと何とか1点を取るのがやっとだった。もうちょっとうまく攻略できれば良かったのだけど。今打線は沈みがちで、あの1点を守らなければならなかった。