vs千葉ロッテ 第7回戦
「ライオンズ・クラシック 2011」第1章を3連勝で飾り、上昇気流に乗りつつあるライオンズ。勝利のDNAを引き継いだ獅子たちの活躍で、白星を積み重ねていきたいところです。
打線は初回、相手先発・唐川に対し1番・栗山が内野安打で出塁すると、2番・原がきっちり犠打を決め得点圏に進めます。しかしここは後続が打ち取られ、先制点を奪うことはできず。2回には先頭の5番・フェルナンデスが左前安打を放つと、1死から今季初の盗塁を決めチャンスを広げますが、ここも得点には結び付きません。
ライオンズの先発はベテラン・西口。初回に四球で走者を背負うも無失点で切り抜けると、強い風を味方に付けて3回まで得点を与えません。
すると迎えた4回、先頭の4番・中村が逆風をものともしない特大の25号ソロ本塁打を放ち、1対0。主砲の一振りで、欲しかった先制点を奪います。
援護をもらった西口でしたがその裏、連打からピンチを招くと、1死1,3塁から今江に適時打を浴びて1対1。試合を振り出しに戻されます。
打線は5回、安打と死球から無死1,2塁としますが、ここで痛恨の犠打失敗。その後2死満塁とするも、後続が倒れてしまい流れを引き寄せきれません。
するとその裏、安打と失策から無死1,2塁とされ、伊志嶺に犠打を決められます。続く井口に犠飛を打たれ1対2と、犠打が命運を分ける形で、勝ち越しを許してしまいます。
7回、8回と連続で2死1,2塁となり好機を演出し続けますが、いずれも得点を奪うことはできず。あと一本が出ず、もどかしい攻撃が終始続きます。
力投を続けた西口は7回を101球、被安打5、奪三振5、与四球1、失点2と先発の役目を果たし、2番手・長田に後を託します。長田は走者を背負うものの、威力のある直球を武器に無失点で抑え、味方の逆転に望みをつなぎます。
最終回には8回から登板している相手4番手・薮田から3番・中島が意地の右前安打を放ち出塁しますが、後続が倒れ試合終了。連勝を重ねることはできませんでした。
あと一本が出せず苦しい攻撃が続きましたが、粘り強く走者を出す攻撃の姿勢を貫き、ベテラン・西口も好投を見せました。明日こそ千葉での連敗を止め、浮上への足掛かりを生み出しましょう!!
渡辺監督コメント
西口は良かったと思う。
今日は5回のあの場面での辛抱だね。
踏んばった方が良かった。
中村は相手が厳しくマークするのは当たり前のこと。
今日は1点の攻防でミスが出たね。