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2011.05.26 THU
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vs広島 第2回戦

エース・涌井が今季初完封を果たすなどして完勝した昨日の試合。連勝を目指して臨んだ今日の試合は、雨天のために試合時間を35分遅らせて開始となりました。

悪天候にもかかわらず、先発・牧田は安定した投球で初回と2回を連続で3者凡退に封じ、石井丈コーチが「雨の影響はない」と言う通りに素晴らしい立ち上がりを披露します。

先制点を奪いたい打線は3回、7番・秋山が死球をもらった後に、8番・銀仁朗が安打を放ち無死1,3塁とチャンスメーク。ここで、2死から2番・栗山の打った打球は、グラウンド状態の悪さが味方するような適時内野安打となり、1対0と先制に成功します。

しかし4回、牧田は東出に安打を打たれると、続く丸に適時三塁打を放たれて1対1の同点にされます。その後、トレーシーにも犠飛を打たれて1対2。試合をひっくり返されます。

直後の5回、先頭の銀仁朗が四球を選ぶと、3塁へ進み同点の好機を演出します。すると、栗山の打席で投球が暴投となる間に、銀仁朗が同点のホームを踏んで2対2。すかさず追い付きます。

その後、牧田は本来の調子を再び取り戻し、5回、6回と連続で3者凡退に封じます。7回には得点圏に走者を置くものの、リズムを崩されることなくこの局面を脱します。

8回裏、牧田は連打を浴びると2死1,3塁と大きなピンチを背負いますが、一塁手・フェルナンデスの好守備に助けられてこの危機を脱します。続く9回にも得点圏に走者を進めますが、今度は中堅手・栗山が大飛球を走り込んで捕球する素晴らしい守備を見せて牧田を助けます。

延長に突入した直後の10回、相手の失策を呼び込んだ銀仁朗が2塁へ進みます。その後、2死から栗山が打った打球は値千金の一打となり、3対2と待望の勝ち越し点を奪います。

その裏は、2番手・岡本篤がマウンドへ。岡本篤は相手打線を3者連続三振に封じ込め、雨の中の熱戦に幕を下ろしました。

牧田が9回を投げて投球数108、被安打7、奪三振4、与四球1、失点2の好内容で試合を引っ張ると、延長に突入した直後に打線の勝利への執念が実りました。快勝した昨日の試合に引き続き、粘り強さを発揮した素晴らしい勝利です!

今日のヒーローは10回に決勝タイムリーを放った栗山選手です!

-10回、2死2塁。どんな気持ちで打席に入ったのでしょうか?

(栗山)牧田を援護できていなかったので、牧田に勝ちをつけてやるって気持ちで打席に入りました。

-追い込まれていたのですが、フォークボールでしたね?

(栗山)そうでしたね。状況的にも厳しい場面だったので、外野手も前に来ていたので難しいことを考えずに、楽な気持ちで入りました。

-今日は3対2で勝利したわけですが、3得点全てに栗山選手が絡んでしましたね?

(栗山)ずっと集中していたので、それには気がつきませんでしたが、得点に絡むというのは2番の役割としてすごく重要なことなので、良かったと思います。

-先ほどのお話にもありましたが、牧田投手に勝ちがついたことはチームにとっても大きいですよね?

(栗山)これはすごく大きなことだと思います。もっと早いイニングから援護できれば言うことがないのですが、勝ちがついたということは何よりなのではないかなと思います。

-守りでは9回、サヨナラのピンチによく守りましたね?

(栗山)前進守備で厳しい場面ではあったのですが、なんとかグラブに入ってくれたので。あれはナイスプレーですね。

-チームは交流戦6勝2敗、いいスタートになりましたね?

(栗山)1試合1試合戦っていく中で、このように勝ちが重なれば波に乗っていけると思いますし、ひとつひとつ戦っていくことが大事だと思います。

-明後日からは西武ドームに帰って、セ・リーグ首位のヤクルトとの対戦になります。

(栗山)ホームに帰りますし、土日でお客さんもたくさん来てくれると思うので、はつらつとしたいいプレーを見せたいと思います。

渡辺監督コメント

牧田が投げていたのでなんとか勝たせてやりたかった。

今シーズンのテーマとして延長戦の戦い方をキャンプのときから言ってきた。

ビジターで勝ったことは選手たちも自信になったと思う。

交流戦は、まだ始まったばかりだけどいいスタートが切れたと思う。

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