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2014/12/04 (木)
チーム

福倉・佐藤投手が合流!第4回オーストラリアレポート!!

宮田・藤澤選手が帰国し、入れ替わりでルーキー・福倉投手と2年目のシーズンを終えた佐藤投手がメンバーに加わり、すでに3試合に先発として登板している誠投手と3人でのオーストラリア武者修行がスタートです!
福倉・佐藤投手は、11月25日(火)にメルボルンに入り、球場でユニフォームの採寸を済ませた後、キャッチボール等で軽く汗を流します。翌26日(水)には球団の計らいもありマウンドでの投球練習を行い、その夜はメルボルン在住の日本人の方々にご招待いただき、バーベキューを楽しみました。食事の合間にはこどもたちとサッカーをするなどして交流しました。
11月28日から30日までの試合結果を中心に第4回オーストラリアレポート、さっそくご覧ください。

メルボルン在住の日本人の方々との交流
こどもたちとサッカーをする福倉投手
初登板を果たした福倉投手
初登板を果たした佐藤投手
ブルペンで投球練習を行う佐藤投手
チームのポロシャツを着て移動する選手たち

福倉・佐藤投手が掲げる課題・意気込み!

福倉投手

「せっかくいただいた機会なので、何かひとつでも掴んで帰りたい。試合では緩急をつけることと内角を厳しく攻めることを意識して投げていく。1年中、野球ができることに対して喜びと感謝の気持ちを持って過ごしたい」

佐藤投手

「今シーズンの後半は試合で投げていないので、試合感覚を早く取り戻したい。まずは、ストレートで打者を抑えていき、感覚が良くなってきたらスライダーやチェンジアップなどの変化球もどんどん投げていきたい」

試合結果

11/28 vs Brisbane(●0-9)

福倉投手(4回途中から登板) 3回(56球) / 被安打3 / 与四死球2 / 奪三振2 / 失点2(自責点2)
福倉投手がオーストラリア初登板!

先発投手が崩れ0-5、5点ビハインドの4回無死満塁という厳しい状況でオーストラリア初登板となった福倉投手は、最初の打者にカウント3-2から押し出しの四球を与えると、続く打者にもライトに犠牲フライを許してさらに1点を失う不安な立ち上がり。

しかし、ここから得意のカーブを効果的に使って後続を抑えると、続く5回はテンポよく3人で打ち取ります。

6回も先頭打者を簡単に打ち取って波に乗るかと思われましたが、1死後に初ヒットを許すと、続く打者にレフトスタンドへライナーで運ばれる2ランホームランを浴びて2点を献上、ほろ苦いデビュー戦となってしまいました。

福倉投手コメント

「無死満塁という状況の中で登板し、気持ちが入りすぎて力みが出てしまった。
ホームランを打たれたのは力のないストレート。右打者の外のコントロールもまだまだであると感じた。ただ、カーブに関してはしっかりとコントロールができて、カウント球にも勝負球にも使えて今年一番の出来であったかも知れない。
次の登板の課題はストレートの力強さ。力まない程度に力勝負を挑みたい。」

広池浩司(ファームディレクター補佐)コメント

「初登板は確かに平常心で臨むのが難しい力の入る状況だったとは思う。ただ、マウンド上ではクレバーな一面を見せる福倉なら冷静に対処するのではと期待していただけに、やや予想外の結果となった。
しかし、それ以降は彼の持ち味である緩急をつけたピッチングで打者を打ち取ることができていたので、状態はシーズン中と比べても悪くはなかったと感じた。
ホームランはストレート勝負にいった上での力負け。本人もコメントしているが、相手主軸打者に対して時にはストレートで押し込めるようになれば、彼の可能性はもっと大きく広がると思う。
『オーストラリアのボールは日本より投げやすい』と言っているくらいなので、次回以降の登板に期待したい。」

11/29 vs Brisbane(●2-5) ※ダブルヘッダー第1試合

3選手出場なし

11/29 vs Brisbane(●2-4) ※ダブルヘッダー第2試合

誠投手(先発) 5回(92球) / 被安打9 / 与四死球1 / 与死球1 / 奪三振5 / 失点4(自責点3)
佐藤投手(6回から登板) 2回(43球) / 被安打3 / 与四死球1 / 奪三振5 / 失点0
ストレートで押した!誠投手4度目の先発&佐藤投手も初登板!!

オーストラリア4度目の先発となった誠投手は、立ち上がりこそストレート中心の組み立てで順調にアウトを重ねますが、3回の先頭打者にセンターオーバーのホームランを許すと、その後も四球と2本の安打で2点目を失ってしまいます。

4回は無失点でしのぎましたが、5回に同じ打者にソロホームランを許すと、2本の安打に内野手の失策が絡んでさらに1点を失い、この回を投げ切ったところで降板となってしまいました。

誠投手の後を受けて6回からは佐藤勇投手が登板。10月27日のフェニックス・リーグで投げて以来の久しぶりの登板は、いきなりストレートを連打され無死2、3塁。次の打者は変化球を3球続けて三振を取ったものの、次の打者を歩かせてしまい1死満塁の大ピンチ。ただここから佐藤投手が本領を発揮し力強いストレートを軸に後続を打ち取ると、続投となった7回のアウトは全て三振という圧巻の投球で2回を無失点で切り抜けました。

誠投手コメント

「結果は5回4失点だったが、これまでの登板の中では一番ストレートで押すことができたと思う。
ホームランを打たれたのはいずれも低めにコントロールできたストレート。あの球を打たれるということは、まだまだストレートの力が足りないということだと思う。そこをレベルアップできれば一軍で勝つこともできると思うので、次の登板でもストレートで押していきたい。」

佐藤投手コメント

「0点に抑えることができたのはよかったが、久しぶりの登板だったので最初は少し緊張してしまった。打たれたのはストライクを欲しがってしまったボールなので、これからは初球から打者を抑えるという強い気持ちで投げていきたい。
打者と勝負をする中で、全て三振を取るぐらいの強い気持ちを持って投げて、早く先発をさせてもらえるようにしたい。」

広池浩司(ファームディレクター補佐)コメント

「本人も強く感じているようだが課題はストレート。Brisbaneとの対戦は今日で3試合目だが、今の誠だと同じ相手との対戦を重ねるごとに配球や変化球の軌道を覚えられ、苦しくなってくると思う。やはりそれを打破するのはストレート。これでファールを取れるようになれば大きく変わってくるはず。そのためには、体力面での向上もまだまだ必要だし、フォームの中でも意識しなければならないポイントはあると思う。
投手はマウンドに上がればどんな試合でも打たれたくない。それはよく分かる。しかし、小野(編成部プロ担当)さんも(以前のレポートで)おっしゃっている通り、そこで得意の変化球に頼るのではなくあえて力勝負にいく状況をこれからも増やしていって欲しい。
一方の(佐藤)勇は、最初は緊張が見られてあまり腕が振れていなかった。いきなりピンチを迎えたときは見ているこちらも緊張した。
しかし、そこから開き直れたのは大きい。成長を感じた。こちらの打者はストレートにはめっぽう強い。そういった相手に対して真っ向勝負を挑み、力でねじ伏せる姿を見て勇の魅力を再認識した。
こちらの首脳陣やチームメイトからもすでに勇のストレートは注目されている。今は思い切りミットに投げ込むだけでいい。今日のように。練習から調子が良く、いい状態が続いている。これを続けて欲しい。ナイスピッチング!」

11/30 vs Brisbane(○12-2)

福倉投手(8回から登板)1回(17球) / 被安打1 / 与四死球2 / 奪三振1 / 失点0
福倉投手 2試合目は力勝負!
8回、6点リードの場面で登板。前回と同様に緩急を使って攻めたが制球が安定せず2つの死球と安打で2死満塁のピンチを作ります。しかし、その苦しい状況の中で左打者の内角へのストレートを続け、サードへのファールフライに打ち取って無失点で切り抜けました!

福倉投手コメント

「今日の試合は体の開きが早くなってしまい特にスライダーをうまくコントロールできなかった。ただ、ストレートに関しては軸足に体重を乗せることと、リリースの瞬間だけ力を入れることを意識して修正をすることができた。
これからも緩急を使った投球を心掛ける。そして、スライダーで空振りを取れるようにしていきたい。」

広池浩司(ファームディレクター補佐)コメント

「宿舎に戻ってから投球の映像を見たが、特にスライダーを投げる時に本人の分析通り体の開きが早い。それに伴って右腕が体から離れて遠回りしているので自身の思ったような軌道の球がいかなかったのだと感じた。練習の中で修正してもらいたい。
ただ、いちばん苦しいところで左打者の胸元に2球続けて投げ切れたのは大きな収穫。前回の登板後に掲げた目標通りの力勝負だった。自信にしてもらいたい。」

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