埼玉西武ライオンズではこの夏、「こども無料」やお子さまを中心とした家族来場を促す「ライオンズ キッズサマーパーク」などの施策を実施し、家族全員で、家庭の電気を消して西武ドームで野球観戦に来ることが結果として節電につながるという提案を行っています。
このたび、埼玉西武ライオンズが展開する節電啓発活動(「埼玉西武ライオンズ節電プロジェクト」)の効果について、株式会社西武ライオンズ、独立行政法人国立環境研究所、株式会社博報堂DYメディアパートナーズの3社共同で来場者へアンケート調査を行い、その節電効果の中間報告がまとまりましたので、ご報告します。
アンケート調査の結果、「埼玉西武ライオンズ節電キャンペーン」による西武ドーム来場者の節電効果は、最大約20,000kWh(8月6日の調査結果より)と推定されます(8月10日は約14,000kWh)。
啓発活動により、来場者が家族全員で外出することで、両試合とも2010年シーズンの西武ドームでの平均電力消費量・13,500kWhを上回る節電効果が得られ、平日・休日に関係なく節電効果が得られたと推測されます。
埼玉西武ライオンズ節電キャンペーン」の一環として、西武ドーム大型ビジョン・Lビジョンで来場者に節電を呼び掛けるメッセージ映像を7月30日(土)以降の試合開始前に放映しています。
本啓発活動をきっかけに、来場者はより積極的に節電行動を行っており、節電行動を約10%高める結果となりました。なお「埼玉西武ライオンズ節電キャンペーン」の認知度は来場者の62%でした。
「埼玉西武ライオンズ節電キャンペーン」により、西武ドーム来場者は一般に比べて比較的高い節電意識を持っており、西武ドーム来場者数に比例して、節電行動がより促進されると考えます。
埼玉西武ライオンズでは今後も「埼玉西武ライオンズ節電キャンペーン」などを通し、来場者へ節電啓発活動を積極的に行うとともに、西武ドーム照明等の節電(ナイター時は最大2分の1、デーゲーム時は最大3分の1の消灯等)を積極的に行います。