気温16度、久しぶりに春の日差しが戻り、気温以上に暖かく感じられた第3クール3日目。
土曜日ということもあり、ウォーミングアップ時にはメインスタンドが満員となり、3塁側スタンドを急遽開放するなど、この日の南郷スタジアムには、今キャンプ最多となる9,640人のファンが来場されました。
練習開始前には、視察に訪れた日本プロフェッショナル野球組織・加藤コミッショナーから激励の言葉をいただきました。
そして今日は午後から、今キャンプ初となる紅白戦を7イニングで行いました。
中島選手のタイムリーヒットからはじまり、中村選手のフェンス直撃のタイムリーツーベース、そして新外国人ブラウン選手が、来日初ホームランをバックスリーンへ豪快に運びました。また、2年目の坂田選手が2塁打1本を含む3安打を放つなど、両チーム合わせて12安打11得点と打撃陣の順調な仕上がりを感じさせる試合となりました。
今日は、昨シーズン25試合登板し、3勝を挙げた2年目の野上投手と、野上投手と同年齢のサイドスロー右腕・ルーキー松下投手を紹介します。
昨シーズンの経験を活かし、先発ローテーションを勝ち取りたいと語る野上投手。昨日、シート打撃で登板したこともあり、今日はブルペンに入りませんでしたが、午前中の投内連携では、キレのあるプレーを見せていました。その後、ランニングトレーニング、最後は新人4投手に混じって下半身強化を目的としたノックを受けるなど、目標に対する意気込みが感じられました。
一方、松下投手は、竹下担当スカウトと時間を見つけてはキャッチボールを行い、フォームチェックをお願いしていました。
また、同じサイドスローの潮崎ピッチングコーチに積極的に質問するなど、ルーキーでありながら物怖じせず充実したキャンプを過している様子でした。
22歳の両右腕、切磋琢磨して開幕一軍の切符を勝ち取ってほしいものです。
激励に訪れた加藤コミッショナー | 多くのファンが見つめる中でのウォーミングアップ |
今年も頼むぞ!ライオンズの豪華先発4投手 | 来日初アーチを放ったブラウン選手 |
サインプレーの順番を待つ野上・涌井両投手 | ルーキー雄星・松下両投手「笑顔でピース!!」 |
投内連携でキレのある動きを見せる野上投手 | 竹下担当スカウトとフォームチェックをする松下投手 |