2016/12/15 (木)
チーム

駒月選手が実戦に初出場!本田投手は完封勝利を挙げる!! 第4回オーストラリアレポート

ブルペンでの練習が続いていた駒月選手が、紅白戦ながら実戦に初出場。キャッチャーとしての仕事を果たす一方、新たな課題を見出すなど、自らテーマを設けながらプレーに臨みました。
また、ここまで好投を続けている本田投手が、完封勝利の快挙!残り少ない武者修行で、それぞれが最後の詰めに入ろうとしています!

12月7日 紅白戦

駒月選手(捕手として先発出場)4打数1安打(三ゴロ、中飛、三安、投ゴロ)
駒月選手が捕手として実戦に臨む!

オーストラリアU-18との合同練習のあと行われた紅白戦に、駒月選手が捕手として先発出場!捕手に転向してからの「初マスク」をかぶりました。

駒月選手コメント

「今日は監督のご厚意により、練習試合を組んでいただきました。
キャッチャーとしての実戦は約6年ぶりということで、現時点での力を試すのにいい機会だと思い臨みました。
その中でひとつの目標として、後ろにそらさないことをテーマにやりました。練習で一番時間を割いているので後逸できないし、投手の信頼を得るために最も大事なことだと思うからです。
結果としては試合で後ろにそらすことはなかったですが、やはり自分の苦手としている左側のブロッキングの反応が遅かったです。
克服するためには練習の数をこなすことですが、その中で左膝の動きに注意してやりたいと思います。右側のワンバンに対しては右膝がスムーズに落ちて運べていますが、左膝のワンバンに対しては内側に膝が入りすぎているので遅れていると感じました。ピッチャーが投球モーションに移るときに左膝が徐々に内に入ってしまっているので、気をつけたいと思います。
キャッチングも同様に、左側のボールに対してしっかり取れていないので、しっかり練習します。もっと早く反応できるようにしないといけないと感じました。どこまでミットが横向きのままでいいのか、どこから肘を絞って縦に取るのかを考えてやりたいです。
そのほかにも、内野ゴロの打球に対してのベースカバーや、ホームに戻るときのスピードもおろそかになっていることがわかったので、そこは意識してやらないといけないなと感じました。
配球に関しては、コントロールが定まらない投手のとき、ボール先行になったところでの幅が少ないなと感じました。まだまだこれから勉強して成長していきます。
自分の中で総合的に見て、6年ぶりにしては落ち着いていろいろと考えながらできたと感じています。送球・ブロッキング・キャッチング・ベースカバーと反省点も見つかったので、残りの2週間でレベルアップしていきます。」

小野和義(編成部プロ担当)コメント

「打つ方は投手の球を打っていないため、タイミングが遅れ気味だったけど、捕手としては想像以上! 捕球は上手くなり、フットワークも上々やった。
ただ、左投手のクロスに入るワンバウンド球にはまだ反応できず、“手”だけで取りにいってたな。また、送球もステップやコントロール、フットワークと課題がたくさん出てきた。
でも、試合に出て初めて“何が足りないか”を駒月捕手が一番感じたはず。
もう残り少ない武者修行だが、これから来シーズンに向けて、野田コーチと切磋琢磨してくださいな!」

12月9日 vs Canberra(W 5-1)

3選手出場なし

12月10日 vs Canberra(W 5-0)※ダブルヘッダー第1試合

本田投手(先発)7回 / 被安打3 / 与四死球1 / 奪三振5 / 無失点 / 80球
本田投手が7回無失点の完封勝利!!

先発の本田投手は2回に無死1、2塁のピンチを迎えますが、自らの好フィールディングで犠打を阻止するなどし、ピンチを脱出。3回以降は安打1本に抑える快投で、7イニングス制のルールながら完封勝利を挙げました!

本田投手コメント

「今日の試合は7回を投げて完封勝利。結果としてはよかったので嬉しく思います。
よかった点は、先頭に安打を許した回が3回ありましたが、ランナーを出しても粘って点を与えなかったということと、カーブを低めに集めることができたので三振も凡打も多かった点だと思います。この点はオーストラリアに来てから継続できているので、自信につながっていると思います。
次に、よくなかった点は、ストレートが浮いていた点です。
球威が出てきて押せる場面もありましたが、高めのストレートで、風がなかったらあわや“ホームラン”という打球も打たれました。
低めに強いストレートを集められてこそ一軍投手だと思うのでしっかり反省し、改善するためのキャッチボールやピッチングをしていきたいと思います。
また、課題としている“決め球”ですが、チェンジアップは今日の投球でもなかったですし、三振も取れていません。握りを試している状態で、まだいい感覚をつかめていない状態ではありましたけど、試合で投げても感覚はよくなかったです。
いろいろアドバイスをいただいて取り組んでいる途中なので、それをこれからも“継続”して、多く投げることによって少しでもいい感覚をつかめればと思います。
あとは、クイックモーションになると球が弱くなりバランスを崩しがちな点が、オーストラリアに来てから改善されていないので、これもアドバイスをいただいて取り組んでいることを“継続”しながら、何かいい感覚をつかめるよう試行錯誤していきたいと思います。
このように課題はたくさんありますし、納得いくボールの割合も少ないので、改善するため、向上させるための練習はどういったものかをしっかりと考えて取り組んでいきたいです。そして、次もチームの勝利に貢献できるような投球をしたいです。」

小野和義(編成部プロ担当)コメント

「お見事!お見事!完投に加え完封勝利!! こちらに来てからの“壁”をついに乗り越えられた投球やった!
まだまだ、本来の本田の“能力”は出てないけど、少しずつ“開花”はし始めよるわ。 これでホンマ、チェンジアップが仕上がったら、もっと投球幅が出てきよる。来季のローテも現実味が出てきよった。残りはあと1試合。少しでも安定するように“継続”してこな。ナイスピッチング!!!
上を向いて取り組むのはいいこと。絶対に“練習は嘘をつかない”“球は嘘をつかない”。着実にいい方向にいってるわ!! あとは本田が言うように“継続”は力なり!がんばってや!!!」

12月10日 vs Canberra(W 7-2)※ダブルヘッダー第2試合

野田投手(2番手)1回 / 被安打0 / 与四死球1 / 奪三振2 / 無失点 / 31球
野田投手が1イニングを難なく抑えてチームは7連勝!

6対1と大きくリードして迎えた6回、野田投手が登板。左打者に対する投球には課題が残ったものの、2つの三振を奪うなど力投を見せ、1イニングを無失点に抑えました!チームはこれで7連勝となり、ライオンズの選手たちの活躍が光っています!!

野田投手コメント

「今日は結果というより、自分の意志の弱さに情けなさを感じました。
対左打者への課題としてインコースを攻めていく目標を立てていましたが、やはり結果を求めてしまう自分がどこかにいたせいで、対左打者が2人もいたのに2、3球しか攻めることができませんでした。
同じことを繰り返さないため、次は全球インコースにいくつもりで投げていきたいです。結果を求めていくのはもちろんですが、課題をひとつひとつクリアしていきます。
あと、カウントを悪くしているので、ストライク先行の落ちる球も、ストライクからボールになるような球を投げていきます。
残り試合も少なくなってきているので、もっと緊張感を持って一試合一試合大事にやっていきます。」

小野和義(編成部プロ担当)コメント

「前回の“課題”、左打者への攻める投球をしっかりと投げ切ってや!そして来季、安心して見られる投球を作り上げてや!と、結果は上手く抑えたけど…。
結果が欲しいのか、おっちゃんには対左打者の課題がなんや物足りんかった投球やで。
気持ちはわかるけど、“今”結果が欲しいのか、“来季の一軍”での結果が欲しいのか。
今、やらんといかんことが今日は見えへんかったで。やるならとことんやっていった方がえぇんと違うかな?
そこまでの力がないもんには言わへんけど、力があるからこそ言わしてもらうで。ホンマ来季一軍で…と考えるなら、その“課題”をとことん突き詰めなもったいないわ。残り5試合、“一軍”を意識してがんばりや!
駒月、ブルペンで捕ってます!! 捕ってます!! キャッチングやフットワーク、よくなってます。捕手陣に殴り込みができるくらいになって帰ります!! 待っていろ!! わが捕手陣!!」

12月11日 vs Canberra(L 1-2)

3選手出場なし

次回のレポートもお楽しみに!

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