2015/07/23 (木)
L-FRIENDS

プロ野球界初!球団主催「ライオンズカップ車椅子ソフトボール大会」開催決定!!

埼玉西武ライオンズは、西武ライオンズ憲章の「野球界発展のために」の規範のもと、2013年よりスペシャルサポーターとして日本車椅子ソフトボール協会を支援しております。

就任3年目となる今年、更なる野球競技の振興を目的として、9月5日()・6日()に西武プリンスドーム D駐車場にて、日本プロ野球チーム初の主催大会「ライオンズカップ 車椅子ソフトボール大会」を開催いたします。

日本での車椅子ソフトボール競技は北海道・九州を中心に活動されてきましたが、今回の「ライオンズカップ 車椅子ソフトボール大会」は、関東における初めての大会となり、車椅子ソフトボール日本代表選手のプレーが間近で見られる大会になります。
また大会当日は、一般の方も参加できる「体験会」・「チャレンジコーナー」を設置し、皆さまに車椅子ソフトボールを体験していただけるイベントを開催します。

そして、本大会開催を機に、日本車椅子ソフトボール協会のもと、新たに埼玉を拠点とした新チーム「埼玉A.S.ライオンズ」が結成されました!「A.S.」とはAdapted Sports(=障がい者スポーツ)を意味します。この「埼玉A.S.ライオンズ」を含めた北海道、東京都、埼玉県、神奈川県の4チーム(予定)が本大会に出場し、熱い戦いを繰り広げます。
また、結成を記念し、埼玉西武ライオンズよりユニフォームの贈呈を行いました。このユニフォームは今後「埼玉A.S.ライオンズ」の公式ユニフォームとして使用していただきます。

野球・ソフトボールのオリンピック競技復帰を目指し活動するライオンズが、2020年の東京パラリンピックでの公開種目を目指す車椅子ソフトボール競技を全力で支援してまいります!
本大会をきっかけにぜひ車椅子ソフトボールをご体験ください!皆さまのご来場をお待ちしております。

  • ※大会概要の詳細については、決定次第順次、ライオンズオフィシャルサイトにて発表いたします。

大会概要

大会名 ライオンズカップ 車椅子ソフトボール大会
主催 埼玉西武ライオンズ
後援 一般社団法人日本車椅子ソフトボール協会
大会日程 9月5日():9:00~18:00(予定)
9月6日():9:00~14:00(予定)
大会会場 西武プリンスドーム D駐車場 ※雨天決行 荒天中止
実施内容

本大会

日本車椅子ソフトボール協会加盟4チームによるリーグ戦

イベント

[体験会]
一般参加者を対象とした、スタッフによる競技用車椅子の使い方講座、「投げる・走る・打つ」の練習~練習試合。(1開催90分予定)

  • ※体験会に参加ご希望の方は、応募フォームよりご応募ください。お申込みは先着順となります。(申込締切8月21日(金))※8月30日(日)まで延長

応募終了いたしました。

【対象】中学生以上の方(障がいの有無、性別は問いません。)

[チャレンジコーナー]
車椅子に乗る、走る、投げる、打つを体験できるコーナー
【対象】どなたでもご参加できます(障がいの有無、性別は問いません。)

  • ※事前のお申込みは不要です。
居郷肇 (株)西武ライオンズ代表取締役社長コメント

「今回、日本のプロ野球チームとして初めてとなる車椅子ソフトボール大会「ライオンズカップ 車椅子ソフトボール大会」を開催できることを嬉しく思います。
野球やソフトボールだけでなく、車椅子ソフトボールを含めた野球競技全般の普及・発展を目指すライオンズとして、今大会を成功させ、全国に車椅子ソフトボールが認知されることにより、東京オリンピック・パラリンピックの公開種目認定のお手伝いができればと考えております。
2013年からサンクスフェスタ(毎年11月実施のファン感謝イベント)などでPRを続けており、ライオンズファンの皆さんはすでにご存知のスポーツかと思いますが、実際にプレーする姿を見たことがある方は少ないのではないかと思います。
この機会にぜひ足を運んでいただき、選手たちにエールを送っていただければと思います。」

(一社)日本車椅子ソフトボール協会コメント

車椅子ソフトボールはアメリカで、約40年前から親しまれている競技です。全米に30を超えるチームがあり、ボストンレッドソックスやシカゴカブスなどのメジャーリーグチームのサポートを受けて運営しているチームも多くあり、車椅子競技として広く浸透しています。

日本では「車椅子に乗りながらできる野球」がコンセプトの車椅子競技スポーツとして2008年に北海道江別市にある北翔大学の大西昌美准教授が考案され、活動を開始いたしました。きっかけとなったのは、大西先生が高校野球の監督時代の教え子だった飛島大輔選手が、高校卒業後すぐに不慮の事故で車椅子生活になったことでした。車椅子に乗った飛島選手と再会した大西先生が「車椅子でもう一度野球をやってみないか」と声をかけ、始まったのが日本の車椅子ソフトボールの原点です。その後、アメリカで行われている車椅子ソフトボール全米選手権への視察・参加を経て、2013年には日本車椅子ソフトボール協会を発足。同年には第1回全日本車椅子ソフトボール選手権大会を開催しました。現在では、今回発足する新チームを含め国内に6つのチームがあります。

車椅子ソフトボールは、障がいの度合いに応じて選手ひとりひとりに持ち点がある「クラス分け制度」を導入することで、障がい者と健常者、性別、年齢においても分け隔てなく誰もが一緒に同じフィールドで楽しむことのできるスポーツとしての普及・活動を目指すとともに、障がい者スポーツとしての競技性を高め「パラリンピック正式競技へ」を目標に活動を行っております。

今回は日本プロ野球史上初となる主催大会をライオンズさまに開催していただける事となり、関係者一同大変喜んでおります。

この大会をきっかけとして、皆さまに車椅子ソフトボールの魅力を知っていただきたいと願っております。

車椅子ソフトボールとは

車椅子ソフトボール(英語:Wheelchair Softball)は、10人制の車椅子競技。ボールは16インチのソフトボールを使い、グローブは使わずに守備を行う。
発祥地は米国で、現在は日米を中心に、世界への普及拡大に努め、将来的にはパラリンピック正式種目への採用を目指している。米国では、約40年前から全米選手権が行われており、ボストンレッドソックスやシカゴカブスなどのメジャーリーグチームのサポートを受けて運営しているチームも多い。ジュニアや女子を対象とした大会もあり、車椅子競技として広く浸透している。
日本では「車椅子に乗りながら専用のソフトボールを用いて行う新しい球技」がコンセプトの車椅子競技スポーツとして、2008年に北海道江別市にある北翔大学の大西昌美准教授が考案。健常者スポーツにおいて圧倒的な競技人口を持つ野球・ソフトボールを、障がいを持つ方がプレーできる形にすることで、障がい者スポーツの裾野を広げるとともに、障がい者と健常者、男性、女性、年齢においても分け隔てなく誰もが一緒に同じフィールドで楽しむことのできるスポーツとして、普及・発展を目指している。
2012年に日本代表チームが全米選手権に初出場したことをきっかけに、普及が本格化。2013年には一般社団法人日本車椅子ソフトボール協会(JWSA)を発足し、同年には第1回全日本車椅子ソフトボール選手権大会が行われた。2012年より4年連続でアメリカで開催されるワールドシリーズに日本代表チームを結成し参加している。

一般社団法人 日本車椅子ソフトボール協会とは

2013年4月1日に設立された北海道札幌市に事務所を置く協会。
車椅子ソフトボール競技を統轄し、競技の普及および振興を図り、身体障がい者の健全な心身の養成と社会参加、および、車椅子に対する社会の理解を促進し、バリアフリー社会の実現に寄与することを目的とした団体です。協会に加盟する車椅子ソフトボールチームの活動を援助し、国内大会の開催・運営を行います。
2013年7月には「第1回全日本車椅子ソフトボール選手権大会」を開催しました。
「車椅子ソフトボールをパラリンピック正式競技へ」を目標に活動を行っています。

公式サイトURL

  • ※応募フォームをご利用できない場合はライオンズインフォメーションセンターにお問合せください。

埼玉西武ライオンズインフォメーションセンター
TEL:0570-01-1950(平日10:00~18:00)
主催試合開催日(デーゲーム10:00~18:00)/(ナイトゲーム10:00~20:00)

更なる競技普及へ!今年も「車椅子ソフトボール」をサポート!

野球振興

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