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2017.10.16 MON
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vs楽天イーグルス CSファーストステージ 第3回戦

1勝1敗で迎えたCSファーストステージ第3戦。大事な一戦の先発マウンドは、野上投手に託されました。その野上投手は初回、満塁からウィーラー選手に適時内野安打を打たれ0対1。なおもピンチが続きますが、最後は空振り三振に仕留め最少失点で切り抜けます。

追いかける打線はその裏、先頭の秋山選手が三塁打を放つも後続が倒れ無得点に。2回も3者凡退に倒れ、相手先発・美馬投手を攻略することができません。

2回、3回と0点に抑えていた野上投手でしたが4回、1死2塁から暴投の間に1点を失い0対2。追加点を失い無念の降板となります。しかし5回、銀次選手のセンター後方への打球を秋山選手が好捕。攻守でチームをもり立てます。

するとその裏、6番・栗山選手の中安を皮切りにチャンスを作ると、9番・炭谷選手の犠飛で1点を返します。

その後、打線は6回、7回とともに得点圏に走者を置きますが、あと一本が出ずいずれも無得点。1点ビハインドのまま終盤に突入します。

ところが8回、2死からウィーラー選手にソロ本塁打、枡田選手に2ランを浴び1対5。点差が一気に広がります。

追いかける打線は9回、先頭の5番・浅村選手がソロ本塁打を左翼席へ運び2対5に。ここからの反撃が期待されましたが、後続が倒れ試合終了。1勝2敗となり2011年以来のCSファイナルステージ進出はなりませんでした。

辻監督コメント

(試合を振り返って)
残念です。それしかない。
試合には絶対勝ち負けがあり、流れの中で運、不運というものがある。
立ち上がりで野上は緊張していたのかもしれないけれど、1点で抑えてくれた。
その後ワイルドピッチで点を取られたけど、途中からは良くなっていた。
5回からはずっとウチに流れが来て「いける」と思ったけどね。

(5回裏、ヒットで出た栗山に代走を送ったことについて)
まず1点取ればという場面だったので、代走を送った。
その後で中村がうまくつないでくれて、銀(炭谷)が打って「よし!」という気になったよね。

(昨日、今日となかなかタイムリーが出なかったことについて)
ピッチャーが良いとね、お互い様じゃない。
向こうだった野上からもっと点をとってもおかしくない状況だった。それでも踏ん張ってくれた。

こういう試合はなかなか難しい。
「ここで一本出ていたら」という場面もあるし、今日ならば中村のライトへの当たりがヒットになっていたらというのがある。
ウチは1点を逃げ切れば勝てるという戦いをするつもりでやってきたから。

(8回の失点について)
ウィーラーのホームランがね…。
あの場面、歩かせてもいいところで、銀もそういう気持ちだったかもしれない。
もうちょっと真剣にならないとね。
あそこでシングルヒットやフォアボールだったとしても、あと2本ヒット出なきゃ点にならないから。
あの回で選手たちはちょっと気持ちが沈んだのかな。
ホームラン1本だったら、まだ同点に追いついて勝負になるんだけど。

(浅村のホームランについて)
見事なホームランだった。
ランナーが2人いれば面白くなったけど、そう簡単にはいかない。
最後まで応援は力強かったし、3試合戦って選手たちもファンの力強い応援を感じていたはず。
ファンの応援に感謝して良い試合をして勝てば、もっとファンが球場に来てくれる。

(CSファーストステージを振り返って)
この3試合、私自身も反省すべき点があり、選手たちも思っている。
その悔しさを反省しつつ、来年に向けてしっかりやらなきゃ。
でも選手たちはよく頑張った。
緊張する場面でプレーできた経験は大きいし、外崎や源田、山川といった若い選手たちは悔しさがあると思う。
この経験が後に大きな財産になってくれればと感じます。

(監督に就任し、勝つことと若手を育てることを同時進行でやってきたことについて)
やはり勝つことが一番じゃないと。
「経験するだけでいいよ」ではなく、勝つためにはどうしなければならないかを選手たちに思ってもらわなくては困る。
その中で源田、外崎、山川たちが必死にやっている姿が、見ていて頼もしいと思った。
山川の場合、ダメだったらメヒアに代えられるという危機感の中、4番に座って頑張ってきたよ。
そういう意味で彼は成長したと思う。
外崎は今日、最後のバッターになったり、見逃し三振もあった。
これがステップアップにつながってもらえたらね。

ピッチャーは序盤から救援陣が頑張ってくれたから、先発陣も頑張ってくれた。
故障で離脱したときには、他のピッチャーがカバーしてくれていた。
(菊池)雄星ひとりが引っ張っていく形だったけど、本当に頑張ってくれたよね。
「変わらなくてはならない」というスローガンでやってきたところで、変わったのではと思うけどね。

(監督1年目のシーズンを終えて)
3月下旬から開幕していろいろあったけど、負けないように4月、5月と頑張ってきた。
「3位までに入らなきゃ」という部分から始まって、上が見えてきて必死に戦って疲れもしたけどね。
シーズンを選手と一緒に戦ってきたという充実感はあります。
来シーズン入ったときに、選手たちがどれだけ精神的に成長して野球をやってくれるかは楽しみだね。

試合ダイジェスト



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