vs北海道日本ハム 第15回戦
昨日猛打を展開した打線が、今日も序盤からつながります。1回、ファイターズ先発・白村投手から、メヒア選手が16号2ランホームランを放ち先制すると、3回には秋山選手の三塁打に続いて源田選手が犠飛を放ち、3対0とします。
先発・多和田投手は立ち上がりにピンチを迎えたものの、要所をしのいで反撃を許さず。無失点に抑え続けて試合前半を終えます。
試合後半の多和田投手は、6回から7回にかけて4者連続三振を奪うなど、調子を上げていきます。すると7回、打線は源田選手が適時打を放ち追加点を挙げます。
多和田投手は7回無失点で降板。その後は武隈投手、増田投手とつなぎ、4対0で完封勝利。ファイターズとの対戦成績を13勝2敗とし、はやくも今季ファイターズ戦の勝ち越しが決定!炎獅子で埋め尽くされたスタンドで、連勝を果たしました!
今日のヒーローは、源田選手と多和田投手です!
-ルーキー・源田選手です!おめでとうございます!
(源田)ありがとうございます!
-昨日から「ライオンズ フェスティバルズ 2017」が始まって、この炎獅子ユニフォーム。もう夏休みですが、今日が最多の満員御礼のお客さまです。
(源田)ありがとうございます!
-その中で、今日はたまらん守備を連発してましたね。
(源田)三郎(多和田)を助けられてよかったと思います。
-多和田投手と源田選手、ライオンズを引っ張っていく24歳のお二人が大活躍でした。バックで見ていて多和田投手はどうでしたか?
(源田)言うことないくらい素晴らしいピッチングだったと思います。
-源田選手は開幕からショートストップでスタメンに起用されて、フルイニング出場。疲れはありませんか?
(源田)かなり元気です!
-ミスターレオとうたわれた石毛宏典さんが、ショートで新人王を取りました。そのときには25盗塁。もうその数字に並んでいますね。
(源田)そうですね。26個目をなんとか決めたいと思います!
-昨日、今日とその上をいっているファイターズ・西川選手との対戦でした。意識はありましたか?
(源田)いや、相手のことは気にせずにやっています。
-これから勝負の季節に入って参ります。石毛さんが新人王を取ったときは打率3割を超えていました。
(源田)それは無理です(笑)
-そんなことはありません!多和田投手とともに、この炎獅子ユニフォームで勝ち進んでくれますね?
(源田)はい、どんどん勝てるようにがんばります!
-最後に、ファンの皆さんにコメントをお願いします。
(源田)暑い中、たくさんの応援ありがとうございました。皆さんの応援が力になりますので、明日からも応援よろしくお願いします!
-源田選手と同じ1993年生まれ24歳、多和田投手です!
今日も森慎二ピッチングコーチのユニフォームがベンチの中で掲げられています。この前のマリーンズ戦で「89」のワッペンをつけて、待望の今季初勝利。それ以来の2勝目です。
(多和田)ずっと慎二さんの気持ちは胸に刻んで投げているので、本当に勝ててよかったと思います。
-今日は本当に素晴らしいピッチングでしたが、序盤はちょっと苦労しましたか。
(多和田)序盤は本当にどうなるかなと思ったんですが、うまく後半投げられてよかったと思います。
-3回以降はノーヒット、4回以降はパーフェクトですね。
(多和田)よかったです!
-直球が素晴らしかったと思うのですが、お得意のスライダーも中盤以降はよかったのではないでしょうか。
(多和田)中盤以降はスライダーが安定して、自分の思うようなピッチングができたので、次の試合からは、初回からできるようにがんばっていきたいです。
-それから、同じ年齢の源田選手が相当いいプレーでバックアップしてくれたんじゃないですか?
(多和田)ショートに飛んだらアウトだと思っているので、とても安心して投げられています。
-「前半戦ははまりチームの役に立てなかったので、後半はどんどん貢献したい」とおっしゃっていた多和田投手、ファンの皆さんも期待していると思いますので、決意をお願いします。
(多和田)これから暑くなると思いますが、ぜひ球場に足を運んで応援よろしくお願いします!
ヒーローインタビュー動画
辻監督コメント
(スタンドが真っ赤に染まっていたが、雰囲気は?)
グラウンドに降りてきてスタンドの真っ赤なユニフォームを見て、超満員ですし、がんばろうという気持ちになりました。
(多和田のピッチングについて)
やっとひとつ勝ちましたから、本人がどういうピッチングをしてくれるのか期待していました。今日に限っては立ち上がりの悪さが出たような形になりましたが、3回までどうにいってくれればというところで1回にメヒアが2ランを打ってくれた。あれで非常に楽になったんじゃないでしょうか。
(4回以降は継投も含めてパーフェクトに抑えた)
多和田の場合はスライダーの曲がりとか、コントロールというところで、岡田もいろんな形で工夫して、インコースに構えたりしながら気配りしていた。高めに抜ける球もなく、低めにいい球がいっていました。
(源田の攻守での活躍について)
数少ないチャンスの中で、いきなりメヒアに2ランが出たのは大きかったし、源田の犠牲フライも非常に大きかった。最後の追加点というところで、4点目のタイムリーも非常に大きかったです。守備に関しましても、あれが抜けていたらピンチになったと思うので、そういう意味では非常に大きなプレーでしたね。
夏休みになって、スタンドを見渡しても子どもたちが非常に大きな声を出しながら応援してくれていますので、我々もこのユニフォームのように赤く燃えたいと思いますし、いい試合をして勝利に結びつけたいと思います。どんどん足を運んでいただいて、応援してください。