試合情報

先発・菊池投手は2回までに4つの三振を奪う好スタートを切ると、3回にはセンター・秋山が2塁走者の生還を阻止。するとその裏、マリーンズ先発・涌井に対して秋山と源田の連打で好機をつくり、併殺の間に1点を先制します。

菊池は4、5回と続けて3者凡退に抑え、5回までに許した安打はわずか1本。このまま好投が続くかと思われましたが、6回に2つのエラーが生まれてしまい、1対2と逆転されます。しかし、その裏にマリーンズにもエラーが出て、外崎の内野ゴロの間に同点の走者が生還します。

菊池は7回を投げ10奪三振と力投。その後は継投陣が踏ん張り、延長戦へ突入します。

10回から登板した牧田は2イニングスを無失点、12回は大石が無失点とし、同点のまま12回裏となります。ここで源田の猛打賞となる安打などで一打サヨナラの好機をつくりましたが、あとが続かず引き分けとなりました。

凡戦になってしまった。これだけエラーをして恥ずかしい。でも、こういうときもあるからね。ずっと打ってきたけど、全然打たなくなるときもある。

ピッチャーはがんばってくれた。ここまでもってこれたのは、ピッチャーががんばってくれたから。エラーがありながらも、秋山しかり、木村(文)も好プレーで助けている。

若い選手はひとりひとりのよさがある。自分の持ち味をなくさないよう、気持ちで粘りを出してほしい。山川も最後は結局三振したが、それでいい。いろんなシチュエーションを考えるのも経験だから。

浅村もきついと思うが、いいときばかりではない。あいつにどれだけ勝たせてもらったか。一生懸命やった結果だから。あとはバッティングの内容を自分で反省し、次に生かしてくれればいい。